羽生市の上原学習塾、英語大好き塾長の上原です。
当塾では不登校の学生に向けた指導も行っています。
かく言う私も学生時代に同級生と人間関係がうまく築けず、2年不登校だった経験があります。
保護者からよく『え?先生が不登校?』なんて言われるんですが、そうだったんですよね。
しかし、自分は不登校だったという負い目を、プラスに考えています。
『周りの人より遅れてしまったけど、その分頑張ろう!』と考え、日々努力しようと思って仕事に打ち込んでいます。
今回の話題は『不登校の中学生の進路』についてです。
『進路が少ないのでは?』と思う人が多いかもしれませんが、不登校の学生の進路は意外と多いんです。
主な進路
主に次の3つの進路が挙げられます。
・私立高学校受験
公立高校に比べると、学校の内申点が合否に影響しにくいです。
合格するという点で見た場合、公立高校より合格しやすいです。
・公立高学校受験
全ての高校ではありませんが、学校の内申点が受験に影響します。
内申点の不足分を入試の点数で補う必要があるため、ワンランク下の偏差値の高校を受験する場合が多いです。
・通信制高校(公立・私立)
全日制高校・定時制高校と同様に高校卒業の資格を得ることができます。
通学する頻度は学校や個人によって変わります。試験は主に面談・作文になります。
通信制高校には公立と私立がありますが、埼玉県の場合、公立の通信制高校は埼玉県立大宮中央高等学校の1校のみとなります。
細かく言えば他にもあるのですが、アクセスなどの関係でこの3つを紹介させていただきます。
通信制高校を卒業すれば、全日制・定時制と同じ高校卒業の資格を得ることができます。
どこがいいの?
どの学校がいいのかは一言で言いきれるものではありません。
その生徒が将来やりたいことによって、行くべき学校も変わってきます。
例えば、職業によっては大学卒業が必要な場合もあります。医師や薬剤師などが挙げられます。
大学に行く必要があるとなれば、大学進学率が高い高校が選択肢に入ります。
進路が専門学校や就職でも同様です。
高校によって大学・専門学校・就職にそれぞれ強い・弱いがあります。
当塾では定期的に面談を行って、そういった生徒たちの進路を考えています。
最後に
不登校の中学生が学校に通学するようになるタイミングの1つが高校進学でもあります。
環境が変わることで、不登校から脱する学生もいます。
中学校では不登校だったけれど、高校からは学校に通いたいという場合は受験を大切にしていきたいですね。
最後に1つ伝えたいことがあります。不登校生の保護者の方は不安になることが多いと思います。しかし、心配しすぎなくても大丈夫です。不登校だとしても、日本には進路がたくさんあります。
そして、『現状で何をしたらいいのか?』と悩まれるかもしれませんが、オススメは勉強することです。
高校受験の合否に対して一番影響を与えるのが学力です。特に不登校生の場合は内申点が他の生徒よりも低いケースが多いです。なので、入試の結果・学力が本当に大切になるのです。
さらに、学力の向上から生徒が自信を付けて不登校を脱することもあります。
不登校からの社会復帰の仕方は千差万別です。一人ひとりの思いに応えられるよう、上原学習塾では指導を行っています。
読んでくださった塾生、保護者の皆様は何かお困りのことがありましたら、お気軽に塾長にご連絡ください。塾をお探しの方も、どう勉強したらいいのか?などのお悩みがありましたらご連絡ください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
塾長:上原明
学歴:東京理科大学 工学部 建築学科卒、埼玉栄高等学校(アメフト部)、羽生西中(陸上部)
指導歴:15年以上
趣味:映画、海外旅行、英語学習、シーズンスポーツ、ゲーム、マンガ