こんにちは!
羽生市の上原学習塾、英語大好き塾長の上原です。
実は私上原は塾の運営だけでなく、知育・学習ボードゲームを開発・販売する「学習ゲーム・インダストリーズ」の代表としての活動しています。
子どもたちがもっと楽しく学べるように、そんな思いからスタートした、教育×ゲームのプロジェクトです。
学習ゲーム・インダストリーズとは?その発端
「学習ゲーム・インダストリーズ」は、上原学習塾が立ち上げた教材開発ブランドです。
塾での指導経験をベースに、子どもたちが夢中になって学べる教材を自ら企画・制作しています。
活動の原点は、「生徒にもっと楽しく英語を学んでほしい」という思いでした。
ことの発端はこうです。
英語には、どうしても学生が苦手になってしまう単元があります。例えば「人称とbe動詞」「名詞の複数形のS」「3人称単数の動詞のS」などがあげられます。
学生は『色んなときにSが付くから分かりにくい…』と感じて苦手意識を持つのはもっともです。
苦手意識があると、覚えたり理解したりするのが難しくなってしまいます。
なので、いっそ苦手意識から楽しい!や好き!といった感情に変えられないだろうか!と考えました。
そこで『カードゲームを使ってゲーム形式でやったら、生徒たちは楽しい感情を持つのではないか?』と思ったのが最初です。
こうして『知育×ボードゲーム』というコンセプトのもと、楽しく学べる教材としてのゲーム開発をスタートしました。
ゲームを作り始める
最初に「人称とbe動詞」「名詞の複数形のS」「3人称単数の動詞のS」を覚えるためのゲームを作り始めました。
こちらの画像がその最初に作った「名詞の複数形」を学ぶカードゲームです。
神経衰弱で単数形の『a tomato』と複数形の『tomatoes』をめくれたらゲット!
沢山ゲットした人の勝ち!
他にもポーカー風にしたりと工夫をしました。
と言ったシンプルなものでした。

生徒たちの反応は
この神経衰弱のカードゲームを木曜日の小学生の英語の授業でお披露目しました。
生徒たちは楽しそうに単数形と複数形の違いを覚えていきます。
やはり、ゲーム感覚と言うのがプラスに働いているのだと思います。
ペアになるカードを探すときに「トマトの複数形のtomatoesはどこかな?」とみんなと話し合ったり、「複数形はこっちのほうにあったよ!」と騙そうとする生徒もいました。
勉強をする環境の塾で、ゲームができる。といった背徳感もあるのでしょう。
生徒たちみんな目がキラキラしていて楽しそうにしています。
一番驚いたのは、中学生でもつまずきがちな「3人称単数現在のs」のルールを、小学生がゲームを通じてわずか30分で理解したことです。
楽しさの中に学びがあることで、こんなにも効率よく理解できるのだと、本当に驚きました。
これを機に、ゲームが学びをもっと身近で、楽しいものに変えてくれると確信し、生徒たちを楽しませるゲームを開発していこうと決意しました。
商品化
これまでたくさんのゲームを作り、生徒たちと英語を学んできました。
そして、趣味の延長線上でゲームマーケットというボードゲームの即売会に足を運んだところ、多くの人が個人でボードゲームを作っているのを目の当たりにしました。
そこで、「私も世に自分の英語のボードゲームを送り出したい」と考えました。
そうして、2023年に「学習ゲーム・インダストリーズ」を設立しました。
2024年に、「ゲームマーケット2024秋」に初出展をすることを決めました。
そこからは、正直大変でした。初めての出展はてんやわんやでした。
・絵のデザイナーを決める
・印刷会社を決める
・値段を設定する
・チラシを作る
・ブースカットを作る
などなど…
初めてのことがたくさんありました。多くのことを決断するのは大変でしたが、商品が届いたときは嬉しかったです。
そして、無事に「ゲームマーケット2024秋」にて商品を販売することが出来ました。
初めて会う方にゲームのやり方を教えて、試遊してもらい、気に入ってもらった方には買っていただけました。
今まで塾の先生として知識を売る仕事をしていたので、商品を売ったことはありませんでした。
自分の商品が売れた時の嬉しさは筆舌しがたい喜びでした。
これからも続けていく活動


ゲームマーケット2024秋 初出展
・『ABCアッセンブル 』Part1・Part2を出品
(英語の品詞・修飾を学べるカードゲーム)

ゲームマーケット2025春 出展
・『VerbMon:バブモン』を出品
(動詞の活用を覚えられるカードゲーム)
これらの3作品を販売してきました。
次回のゲームマーケット2025秋にも出店予定です。新作の「AiM TWO:エイム トゥー」を販売します。
これからも学習ゲーム・インダストリーズの代表としての活動も続けていきたいと思います。
最後に

先ほど紹介した『VerbMon:バブモン』英語の動詞活用を遊びながら学べるカードゲームは、家庭でも大活躍しています。
自分の子どもが「ねえパパ、バブモンやろうよ!」と笑顔で声をかけてくれます。
自分が作ったゲームを、わが子が遊びたいと思ってくれる——それが何より嬉しい瞬間です。
親バカかもしれませんが、2歳児6歳児がすでにいくつかの動詞の活用を覚えています。ゲームの力を使ったとはいえ凄いです。
思った以上のスピードで子どもたちが単語を覚えるので、もっと単語を覚えさせるべく沢山ゲームを作らないと…!と焦ってます(笑)
このバブモンは、BASEやBOOTHなどオンラインでも販売していますが、
塾に通っている方には、少しお得に購入していただけるようにしています。
ご興味のある方は、ぜひ気軽にお声かけください。
今回の記事は以上となります。 自分の作った作品が多くの人に楽しい瞬間を届けられるよう頑張っていきたい。
上原学習塾では、受験のための勉強はもちろん、勉強が人生を豊かにすることを伝え指導を行っています。
塾長ブログは週に1,2回更新予定です。教育に関する記事を定期的にアップしていますので、ぜひご覧ください。
読んでくださった塾生、保護者の皆様は何かお困りのことがありましたら、お気軽に塾長にご連絡ください。塾をお探しの方も、どう勉強したらいいのか?などのお悩みがありましたらご連絡ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
塾長:上原明
学歴:東京理科大学 工学部 建築学科卒、埼玉栄高等学校(アメフト部)、羽生西中(陸上部)
指導歴:2007年から
趣味:映画、海外旅行、英語学習、シーズンスポーツ、ゲーム、マンガ