羽生市の上原学習塾、英語大好き塾長の上原です。
当塾では不登校の学生に向けた指導も行っています。
かく言う私も学生時代に同級生と人間関係がうまく築けず、2年間不登校だった経験があります。
しかし、私は自分が不登校だったという負い目を、プラスに考えています。
『周りの人より遅れてしまったけど、その分頑張ろう!』と考え、日々努力しようと心がけて仕事に打ち込んでいます。
それでは、今回の話題に移りましょう。『自分の子供が学校に行かずにゲームばかり…どうしたら?』ということについてです。
不登校の学生で、ゲームなどに依存してしまう子もいます。そういった場合、どう対応したらいいのかを書いていきます。
先入観を捨てる
『ゲーム=ダメなもの』だと考えていませんか?
そう考えているだけなら大丈夫です。しかし、子供に対して『ゲームなんかしちゃダメ!』といった言葉をかけてはいけません。
そう言われると、子供は自分が好きなものを否定され、自分自身も否定された気持ちになってしまいます。
なので、『ゲーム=ダメなもの』だと考えていても、否定するような言い方は控えた方がいいです。
そもそも、勉強ができるからこそゲームが楽しくなるんです。
私もゲームをよくやります。色々なゲームをやります。ポケモンやスプラトゥーン、スマブラなど、あげるときりがありません。
特に好きなのはポケモンです。すべてのシリーズをプレイしています。
大学生の頃はポケモンにお熱でした。ポケモン対戦が好きで日々ポケモンを育成していました。
ポケモンの育成をする際に、中学校で習う方程式や連立方程式を使うと、より強いポケモンを育てることができます。今まで勉強してきたことがゲームに活きたので、それはもう楽しかったです。
それにポケモンはネーミングも面白いんです。
例えば、有名なポケモンにイーブイがいます。
イーブイは英語で『Eevee(EV)』です。このEVは『evolution:進化』のことを指しています。
イーブイの特徴は進化先がたくさんあることです。
通常のポケモンは進化(成長)しても、進化先は1つしかありません。しかし、イーブイは進化先が8種類もあります!面白いですよね。まさに進化の権化です。
このとき、『進化』を英語で『evolution』と言い、イーブイの名前の由来になっていると分かるとより楽しいですよね。
ゲームはキッカケになる
子供がゲーム好きなら、それをコミュニケーションのキッカケにしましょう。
一緒にゲームをプレイしてみてはいかがでしょうか。それが話題に繋がります。
ゲームのキャラクターを調べて、その中から自分の好きなキャラクターを見つけてみてください。
『私はこのキャラクターがカッコいいから好きだな。あなたは誰が好きなの?』
こういった会話をしてはいかがでしょうか。
そして、ゲームをキッカケにして他の世界に連れていきましょう!
先ほどポケモンを例にしましたね。ポケモンは実際にいる生き物がモデルになっていることがほとんどです。
それを接点に動物園に行ってみるのもいいでしょう。ゲームと外の世界との繋げ方は様々です。
ゲームの音楽を聴くのが好きなようでしたら、ゲームのコンサートに連れて行くのもいいと思います。
好きな作曲家ができたら、その作曲家が携わった映画などを見るのもいいでしょう。
このようにゲームが好きだということが、外の世界に繋がるキッカケにもなるのです。
最後に
ゲームというものが、不登校の子供との接点になるのではないかと感じたと思います。
ゲームに疎い方は、色々調べなければならないとは思いますが、それも子供のためです。
もしかしたら、子供以上に親がゲーム好きになってしまうかもしれませんね。
ゲームをやめさせようと考える方も多いかもしれませんが、やめさせるのではなく、ゲームから違う世界に誘導してあげましょう。
私はゲームをキッカケに仲良くなった友達と、今では一緒に海外旅行に行ったり、家族間の友人にまでなったりしています。私はゲームは人間関係を育むものだと思っています。
最後に1つ伝えたいことがあります。不登校生の保護者の方は不安になることが多いと思います。しかし、心配しすぎなくても大丈夫です。不登校だとしても、日本には進路がたくさんあります。
『現状で何をしたらいいのか?』と悩まれるかもしれませんが、オススメは勉強することです。
高校受験の合否に対して一番影響を与えるのが学力です。特に不登校生の場合は内申点が他の生徒よりも低いケースが多いです。なので、入試の結果・学力が本当に大切になるのです。
さらに、学力の向上から生徒が自信をつけて不登校を脱することもあります。
不登校からの社会復帰の仕方は千差万別です。一人ひとりの思いに応えられるよう、上原学習塾では指導を行っています。
読んでくださった塾生、保護者の皆様は何かお困りのことがありましたら、お気軽に塾長にご連絡ください。塾をお探しの方も、どう勉強したらいいのか?などのお悩みがありましたらご連絡ください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
塾長:上原明
学歴:東京理科大学 工学部 建築学科卒、埼玉栄高等学校(アメフト部)、羽生西中(陸上部)
指導歴:15年以上
趣味:映画、海外旅行、英語学習、シーズンスポーツ、ゲーム、マンガ