こんにちは！今回は、
「ドクターストレンジ」
のセリフから、中学３年生で勉強する単元を解説したいと思います。
『疑問詞＋to 不定詞』
『疑問詞＋to 不定詞』
意味：「～すべき・～したらよいか」
疑問詞の意味に『～すべき・～したらよい』を追加してあげればいいんです。
ただし、
『how to 不定詞』の場合は
『どのようにすべきか』→『～の仕方』と訳されることが多いので覚えておきましょう！
それじゃあ、映画ドクターストレンジで使われたフレーズで勉強してみましょう！
『how to ～』を使ったセリフ
ドクターストレンジが敵のカエシリウスと戦っているときに
近くにあった魔法道具のツボを手にします。
しかし、使い方がわからず何もできなかったときに
カエシリウス言ったセリフから
ちなみに私はアメコミのイベントで
カエシリウス役のマッツ・ミケルセンと写真を撮って、
さらに英語で会話しました！
少し話がそれてしまいましたが、セリフの方を
『You don’t know how to use that, do you?』
「お前はそれの使い方を知らないんだな？」
『疑問詞＋to 不定詞』
『how to use that』
「それ(that)の使い方」
となっています。
この『that』は、ドクターストレンジが持ってるツボを指しています。
ここで、１つおさえておきたいポイント！
まずは例文を
『You know pens.』
「あなたはそのペンを知っています。」
『You know how to use it.』
「あなたはそれの使い方を知っています。」
『pens』の位置に、『how to use it』を配置しました。
ここでわかるのは、『how to use it』は、目的語として扱えることです。
ちょっと言葉を変えると、名詞のように使えると考えられます。
疑問詞を使っていると、疑問文と考えてしまうこともあるので、
こういったことをおさえてほしいです。
加えて、中学３年生はこの『疑問詞＋to 不定詞』を習うタイミングで
もう１つ不定詞の表現を学びます。
それがこちらです。
『動詞＋人＋to 不定詞』
同じタイミングで習うので、
『疑問詞＋to 不定詞』とごっちゃになる人が沢山いると思います。
なので、間違えない様に解説をします。
『動詞＋人＋to 不定詞』
意味：「人に不定詞をするように言う」
動詞部分に使うのは
『ask』：「頼む」
『tell』：「言う」
『want』：「欲しい」
これらになります。
『動詞＋人＋to 不定詞』の例文
『He asked her to help me.』
「彼は彼女に私を助けてと頼んだ。」
動詞：『asked』「頼んだ」
人：『her』「彼女に」
to 不定詞：『to help me』「私を助ける」
こう割り振ることが出来ます。
それでは、
『疑問詞＋to 不定詞』の例文
『I asked her how to use it.』
「私は彼女にそれの使い方を尋ねた。」
この文を見たときに、
『動詞＋人＋to 不定詞』
と混合するかもしれませんが、全く関係がありません。
この文だと、
『動詞＋人＋how＋to 不定詞』
と『how』が入っていますね、別物です。
でも、似ているので、混ざっちゃいます。
なので、例文をもう１つ
『I asked her a question.』
「私は彼女に質問を尋ねた。」
（私は質問をした。）
これと、さっきの例文を比べましょう。
『I asked her a question.』「私は彼女に質問を尋ねた。」
『I asked her how to use it.』「私は彼女にそれの使い方を尋ねた。」
尋ねた（ask）ことが、『a question』または『how to use it』かどうかの違いですね。
こう見ると、混ざらなくなると思います。
この『ask』は『動詞＋人＋物』のカタチを取っています。
『He asked her to help me.』
「彼は彼女に私を助けてと頼んだ。」
これが、『動詞＋人＋to 不定詞』の『ask』ですね。
・『動詞＋人＋物』
『I asked her a question. 』「私は彼女に質問を尋ねた。」
『I asked her how to use it. 』「私は彼女にそれの使い方を尋ねた。」
・『動詞＋人＋to 不定詞』
『He asked her to help me.』「彼は彼女に私を助けてと頼んだ。」
違いが見えてきたと思います。
ココらへんは生徒の質問も多く悩みやすいところです。
後は数をこなして行きましょう！
それでは、また、
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
