羽生市の上原学習塾、英語大好き塾長の上原です。
今回の話題は『入試直前にやるべきこと』についてです。
気付けばもう12月ですね。私立高校の中には12月から入試が始まるところもあります。
埼玉県の私立高校だと1月の3・4週目に入試が始まるところが多く、群馬県の私立高校だと1月の1・2週目のところが多いです。
さて、この時期に受験生は何をするべきなのか?勉強方法・勉強時間などをつらつらと書いていきます。
加えて、気を付けてほしいことがあるので、先にこれだけ伝えておきます。
今、この瞬間も受験生たちは猛勉強しています。
すでに安全圏・合格圏の生徒の皆さん。
「もう大丈夫だ」と気を抜かないようにしましょう。入試直前になって成績が伸びる学生が多いのです。ここで油断して勉強しないでいると、他の受験生に追い抜かされてしまいます。
まだ努力圏の生徒の皆さん。
まだ合格圏に到達していなくても、残りの数か月で怒涛の追い上げをして合格する学生も多いです。自分を信じて勉強に励みましょう。
入試直前にやるべきことは?
徹底的に過去問を解く
公立・私立ともにテストの問題には傾向があります。その傾向を覚えることが大切です。
数学を例にすると、学校によっては『大問1の(1)には必ず連立方程式がでる』というように、傾向が決まっているところもあります。
何問目にどの単元の問題が出るのかが分かれば対策が取れます。
この時期はつねに『時間との戦い』です。最小限の労力で点数を取りにいきましょう。
過去問の解き方に注意!
ただ過去問を解けばいいというわけではありません。テクニックを1つ紹介します。
解く問題と解かない問題を決める!
そうです!解くか解かないかを問題ごとに決めなければなりません。これを判別するのは学生には少し難しいです。生徒の学力・偏差値によって変わってきますし、さらに生徒の得意不得意によっても変わります。なので、私たち先生が直接アドバイスしていきます。
入試は100点を取ることが目的ではなく、合格することが目的です。
他にもたくさん過去問を解く上でのテクニックがあります。塾生たちは、そういった効率的なテクニックを駆使して過去問を解いていくことになります。
勉強時間はどれくらい?
「1日の勉強時間はどれくらいがいいのですか?」としばしば質問されます。
自分が目指す学校・偏差値によって変わるので、何時間と明言はできるものではありません。
参考にですが、国立教育政策研究所が調査した『中学3年生の学校がある日の自主学習時間』をみると、
3時間以上:約10%
2~3時間:約25%
1~2時間:約34%
1時間未満:約30%
といった結果になっています。
私の考えでは毎日塾で2時間、さらに自宅で最低1時間は勉強してほしいので、1日3時間の勉強時間を確保してほしいです。
休日ともなれば、学校がないので午前中・日中にも勉強する時間を作れます。平日に学校に行くのと同じだと思えば4時間はプラスできると思います。なので、土日や冬休みの期間は1日7時間は勉強してほしいですね。
中学3年生の勉強時間の目安
これまでの考えをまとめると、中学3年生の1日の勉強時間は、
平日:3時間
休日:7時間
くらいの割合で、時間をとるのがオススメです。
最後に
受験をするということは
「自分の目的のために努力をする経験」
これを得るために受験をするのだと、私は思います。
努力をせずに手に入れたものより、努力をして手に入れたものの方が価値があると思います。何かを成しえるためには努力が必要です。
私は子どもに、努力ができる子になってほしいと思っています。私自身が、受験・部活を通して努力することの大切さを学んできました。この経験があったからこそ、学生の頃はもちろんですが社会人になってからも努力することができています。
『塾なんだから、勉強を教えてればいい』と思われるかもしれませんが、私が受験で得られたものの1つは『努力の大切さ』です。なので、努力の大切さを伝えながら指導しています。
読んでくださった塾生、保護者の皆様は何かお困りのことがありましたら、お気軽に塾長にご連絡ください。塾をお探しの方も、どう勉強したらいいのか?などのお悩みがありましたらご連絡ください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。