羽生市の上原学習塾、英語大好き塾長の上原です。
今回の話題は『勉強ができる生徒の特長』についてです。
かれこれ15年以上教育に携わっていますが、勉強ができる生徒には特徴があります。
そういった特徴はいくつもあります。その中で、誰しもが伸ばしやすい特徴を紹介します。
計算力
勉強ができる生徒たちは、総じて計算力が高いという特徴が見られます。
計算力というのは、足し算・引き算・掛け算・割り算における『計算の速さ・計算の正確さ』などを指します。
同じ計算プリントを『暗算をするグループ』と『筆算をするグループ』に解いてもらうと、以下のような違いが分かります。
【暗算をするグループ】
・計算が速く、問題を解く時間が短い
・計算ミスも少ない
【筆算をするグループ】
・計算が遅く、暗算に比べて計算に2~5倍程度の時間がかかる
・計算ミスが多い
暗算をするグループの方が計算をする上で良い点が多くあります。計算に必要な時間が短く、さらに計算精度も高いのです。
筆算をするということは、元の計算式に加えて筆算の式も書かなければならないので、それだけ時間がかかってしまいます。
極端なことを言うと【筆算グループ】が1枚のプリントを仕上げている間に【暗算グループ】は5枚ものプリントを仕上げることができるのです。
つまり、暗算グループは5倍の経験値を得ることができます。それを人生を通して行っていくわけです。多くの時間が過ぎれば過ぎるほど、その差は大きくなります。
どこで差がつく?
なぜ暗算ができる学生は計算が早く、精度が高いのでしょうか?
それは『今までたくさん問題を解いてきた』からです。そうです!経験値の差なんです。
たくさんの問題を解くことで、頭の中に多くの計算を楽にする型・パターンを作れます。だから、計算スピードが速く、精度も高くなるのです。
『計算を楽にする型・パターン』というのは、有名なものだと『偶数×5』『25×4=100』などがあげられます。
これらの型・パターンを、塾では小学生の頃に叩き込みます。残念ながら、こういったものが体系化された問題集は多くないので、日々の勉強の中で学ぶ必要があります。
他にも多くの問題を解くことで、色々な恩恵があります。なので、たくさん問題を解きましょう!
こう考えてみると、小学生がたくさんの計算問題を解く理由が分かってきますね。
最後に
数学・算数は計算力がものを言います。基礎的な問題はもちろん、応用問題も結局は計算力が問われます。
結局数学は『足し算・引き算・掛け算・割り算』をする世界です。
誤解を生まないために、1つ言っておかなければならないことがあります。
『暗算=途中式を書かない』ではありません。何でもかんでも暗算をすればいいというわけではありません。
『問題によって暗算をする問題、暗算をしない問題』があるのです。これを習得するのはとても難しいですが、楽しくもあります。一朝一夕でどうこうできるものではなく、自分と向き合ってく中で分かってくるものなのです。
塾では小学生・中学生に向けて、計算力を上げるための指導をしています。最後に、その中で個人でもできるトレーニング方法を紹介します。
それは『100マス計算』です。毎日のように解きましょう。
何度も言いますが、結局数学は『足し算・引き算・掛け算・割り算』をする世界です。
計算力がなければ、簡単な問題から難しい問題まで解けません。計算力に注力しましょう。
塾長ブログは毎週木曜日の18時ごろに更新予定です。
読んでくださった塾生、保護者の皆様は何かお困りのことがありましたら、お気軽に塾長にご連絡ください。塾をお探しの方も、どう勉強したらいいのか?などのお悩みがありましたらご連絡ください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
塾長:上原明
学歴:東京理科大学 工学部 建築学科卒、埼玉栄高等学校(アメフト部)、羽生西中(陸上部)
指導歴:指導開始2007年~ 15年以上
趣味:映画、海外旅行、英語学習、シーズンスポーツ、ゲーム、マンガ