こんにちは。羽生市の上原学習塾、塾長の上原です。
保護者の方から「小学校の頃は、テストで高得点を取っていたんですが、中学校に入り点数が伸び悩んでいて…」こういったご相談は良くいただきます。
どうしてこういったことが起きるのか?その解決法を今回はご紹介します。
テスト範囲が違う
小学生のテストは範囲が狭く、直前の勉強でも点が取りやすい構造です。
一方、中学校では範囲は広く、付け焼き刃の勉強では点数がとれません。
小学校と中学校のテストの違いについて以下にまとめました。
小学生 | 中学生 | |
---|---|---|
テストの種類 | 小テスト/単元テスト | 定期テスト(中間・期末) |
範囲の目安 | 1〜2週間分 | 4〜8週間分 |
単元数 | 1単元 | 1~3単元 |
小学生のころに「短期集中だけ」で乗り切っていた子は、中学で急に失速しやすい。
中学に入ると、範囲が広くなることで「短期集中だけ」では乗り切れません。
復習をして、反復しなければいけません。だからこそ小学生のうちからコツコツ型の学習習慣を身につけることが大切です。
小学校=短距離走/中学校=中距離走/人生=長距離走
「勉強はできるのに、仕事がうまくいかない」——よく聞く話です。
テストは要領のよさで高得点を狙えることもあります。一夜漬けが効く場面もあります。
けれども、仕事は長い時間の中での信頼の積み重ね。目先の工夫だけでは限界があります。だから、日々の小さな積み重ねが最後に効いてきます。
学生の頃から学習の段階から、この「積み重ね型」へ切り替えていくことが、中学・受験、そして社会人になってからの強さにつながると思っています。
例えると、
小学校:短距離走
中学校:中距離走
人生:長距離走
最後に

小学校は短期間のテストで結果が出やすく、中学校は長期間のテスト。
そして人生は、さらに長い時間のテストのようなものです。
要領のよかった生徒は、あまり努力・時間をかけずに高得点を取っていたため、時間をかけて勉強するのに戸惑うかもしれません。しかし、要領のよかった分、時間をかければできるようになります。
最後にもう一度、短期間の付け焼刃・一夜漬けの勉強で通用するのは小学校までです。中学校以降は日々の積み重ねが必要です。
今回の記事は以上となります。
上原学習塾では、受験のための勉強はもちろん、勉強が人生を豊かにすることを伝え指導を行っています。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
塾長:上原明
学歴:東京理科大学 工学部 建築学科卒、埼玉栄高等学校(アメフト部)、羽生西中(陸上部)
指導歴:2007年から
趣味:映画、海外旅行、英語学習、シーズンスポーツ、ゲーム、マンガ