こんにちは。羽生市の上原学習塾、英語大好き塾長の上原です。
塾の先生をしていて、よく悩むことがあります。
それは、生徒にどこまで「成績」や「結果」を求めるべきなのか、ということです。
「次のテストでは絶対に点数を上げよう!」とプレッシャーをかけた方が頑張れる生徒もいます。
一方で、結果を求められすぎることで苦しくなり、かえって伸びにくくなってしまう生徒もいます。
私は、生徒によって正解は違うと思っています。
今回は、すぐに結果を求めなかったからこそ、長い時間をかけて英語を身につけていった生徒のお話を紹介します。
今なかなか成績が上がらず悩んでいる生徒や、その姿を見守っている保護者の方に、少しでも参考になればと思って書きます。
偏差値50前後だった生徒が、今ではホテルで英語を話しています
ある卒業生を紹介します。
その生徒は、中学生のころから英語が好きでした。
ただ、当時のテストで高得点だったわけではありません。
偏差値も50前後でした。
英語が嫌いだったわけではありません。
むしろ楽しそうに勉強していましたが、なかなか「点数」という形では大きな結果につながらない時期が続きました。
それでも、その生徒は英語の勉強をやめませんでした。
なぜなら、英語を話せるようになりたいという夢があったからです。
高校へ進学してからも塾に通い、英語を勉強し続けました。
大学へ進学してからも、英語の勉強を続けました。
そして現在、その生徒はなんと、都内のホテルで、海外から来たお客様を相手に英語を使って受付の仕事をしています。
中学生のころ、偏差値50前後だった生徒が、今では英語を使って仕事をしているのです。
英語が好きだから、ずっと続けることができた
この生徒を見ていて、大切だったと思うことがあります。
それは、結果がすぐに出なくても、英語を嫌いにならずに勉強を続けたことです。
点数が思ったように上がらないと、
「英語は向いていないのかな」
「勉強しても意味がないのかな」
と思ってしまうことがあります。
でも、この生徒は英語が好きだったので、高校でも大学でも勉強を続けました。
その積み重ねが、社会人になってから大きな力になりました。
最近では、長期休暇を利用して海外旅行にも行くようになったそうです。
「英語を話せるから、海外にも気軽に行けるようになって嬉しいです」
なんて話もしてくれました。
中学生のころのテストだけを見れば、ものすごく英語が得意な生徒には見えなかったかもしれません。
でも、その後も何年も積み重ねて、今では英語が仕事にも人生の楽しみにもつながっています。
こういった生徒も、大器晩成型の一つなのだと思います。
保護者の方から言っていただいた言葉
その生徒の保護者の方から、以前このようなことを言っていただきました。
『英語はずっと勉強し続ければ、話せるようになるよ。先生だって中学2年生までは英語のテストが8点だった。でも映画が好きで英語を勉強し続けて、今では英語を話せるようになったよ』
と先生が言ってくれたことに支えられました
そして、
子どもが楽しそうに英語を勉強していたので、続けることを応援してきてよかったです
とも言ってくださいました。
これは、私にとっても非常に印象に残っている言葉です。
実は私自身も、すぐに英語ができたわけではありません
私自身も、最初から英語が得意だったわけではありません。
先ほどの話にもある通り、中学2年生のころまでは英語のテストで8点を取ったこともあります。
そんな私が英語を勉強するようになった理由は、受験のためでも、テストで良い点数を取るためでもありませんでした。
映画が好きだったからです。
映画をもっと楽しみたい。
英語を聞き取れるようになりたい。
そう思って英語を勉強するようになりました。
受験やテストのためだけに勉強することは、私はあまり得意ではありませんでした。
しかし、自分の好きなもののためなら続けることができました。
その結果、少しずつ英語の成績も上がりました。
そして現在は、自分で海外へ行き、英語を使って現地の人と話せるようになりました。
勉強そのものがゴールではなく、英語を使って自分の人生を楽しむことが私にとっての目的だったのだと思います。
塾としてのゴールは何なのか
もちろん、塾として生徒の成績を上げることは大切です。
テストの点数を上げる。
偏差値を上げる。
志望校に合格する。
これらは、塾として大切な目標です。
ただ、それだけがすべてなのかというと、私はそうではないと思っています。
中学生のときに学んだ英語を、大人になって仕事で使う。
海外旅行へ行って、現地の人と英語で話す。
自分が好きなことを、英語によってもっと楽しめるようになる。
そういった未来も、英語を勉強する一つのゴールだと思います。
目の前のテストだけではなく、その生徒の人生の中で勉強が役に立つこと。
私は、そこまで考えて指導したいと思っています。
「結果を求めない」のではなく「結果を急がない」
ここで誤解してほしくないことがあります。
私が言いたいのは、
「成績なんて上がらなくてもいい」
「楽しく勉強していれば、それだけでいい」
ということではありません。
塾ですから、もちろん成績を上げるための指導をします。
必要な勉強はしてもらいますし、ときには厳しく伝えることもあります。
ただ、すべての生徒に、同じスピードで結果を求めることが正しいとは思っていません。
すぐに結果が出る生徒もいます。
少しずつ理解を積み重ね、高校や大学、あるいは社会人になってから大きく伸びる生徒もいます。
だから私は、「結果を求めない」のではなく、「結果を急がない」ことも大切だと考えています。
生徒を信じて待つことは、何もしないことではありません
「大器晩成型だから、いつか伸びるでしょう」と何もしないのであれば、それは指導ではありません。
分からないところは教える。
必要な練習はしてもらう。
間違っている勉強方法は修正する。
そのうえで、その生徒の成長するスピードを見ていくことが大切だと思っています。
理解するのに少し時間がかかる生徒に対して、
「今できないからといって、ずっとできないわけじゃないよ」
「続けていれば、あとからつながることもあるよ」
と伝えることも、私は大切な指導だと思っています。
人によって、結果が出る時期は違います。
中学生で大きく伸びる生徒もいれば、高校生になって伸びる生徒もいます。
今回紹介した生徒のように、社会人になったときに「英語を続けてきてよかった」と感じる人もいます。
「この塾に来てよかった」と思ってもらえるように
今回紹介した卒業生は、今でも、
「上原学習塾に通っていてよかった」
と言ってくれます。
中学生のころに英語で高い偏差値を取らせてあげられたから、そう言ってくれているわけではありません。
英語を嫌いにならずに続けることができ、その英語が現在の仕事や海外旅行につながった。
その経験を含めて、「通っていてよかった」と感じてくれているのだと思います。
もちろん、すべての生徒が同じような成長の仕方をするわけではありません。
だからこそ、一人ひとりを見ながら、その生徒に合った声のかけ方や指導を考えていきたいと思っています。
最後に

今回は、すぐに結果を求めることが本当に正しいのか、ということについて書きました。
もちろん、目の前のテストや受験で結果を出すことは大切です。
しかし、すべての生徒が同じタイミングで伸びるわけではありません。
今回紹介した生徒は、中学生のころは英語の偏差値が50前後でした。
それでも英語が好きで勉強を続け、高校、大学と積み重ね、今ではホテルで海外のお客様を相手に英語を使って働いています。
今すぐ結果が出ていないからといって、その勉強に意味がないわけではありません。
必要なことを続けながら、その生徒が伸びる時期を待つ。
そして、理解するのに時間がかかる生徒には、「続けていれば、あとからつながることもある」と伝える。
そうしたことも、塾の先生として大切にしていきたいと思っています。
「上原学習塾に来てよかった」
成績だけではなく、その先の人生まで含めて、そう感じてもらえるような塾でありたいと思います。
以上になります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
上原学習塾では、目の前の点数を上げることだけではなく、一人ひとりの成長のペースを見ながら、長く続いていく学力を身につけることも大切にしています。
「勉強しているのになかなか結果が出ない」「このまま続けていてよいのか不安」「子どもの勉強をどのように見守ればよいのか」といったご相談も承っております。
体験授業や学習相談も随時受け付けていますので、お気軽にお問い合わせください。
塾長:上原明
学歴:東京理科大学 工学部 建築学科卒、埼玉栄高等学校(アメフト部)、羽生西中(陸上部)
指導歴:2007年から
掲載:講談社「モーニング」連載『こづかい万歳』に“ボードゲーム超人”として掲載
趣味:映画、海外旅行、英語学習、シーズンスポーツ、ゲーム、ボードゲーム、ボードゲーム製作、マンガ
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