こんにちは!
羽生市の上原学習塾、英語大好き塾長の上原です。
いえ、今回はポケモンシリーズを全部プレイしてきたポケモントレーナーとして記事を書いていきたいと思います。
最近学生たちの間で流行しているアプリの1つ『Pokémon Trading Card Game Pocket』、通称『ポケポケ』はスマホで簡単にできるポケモンカードゲームです。
このポケポケでは『コイントスをして表だったら効果を発動して、裏だったら効果を発動しない。』といったカードがたくさんあります。こうなると、コインの表や裏の確率を知りたくなりますよね。
コインの裏表の確率は中学生2年生で学ぶ単元『確率』で求めることができます。
中学2年生の3学期のテスト範囲が確率なのでタイムリーな記事だと思います。
今回話題にしたいのは『確率に強くなれば、ポケポケで強くなれる!』ということです。
数学が得意で本気でポケポケに取り組んでる1人として、数学の魅力とポケポケの魅力を記事にしていきたいと思います。
なんて楽しそうな記事なんでしょう!もうワクワクしています。
確率とポケポケ
問題:2枚の硬貨を同時に投げるとき、1枚が表、1枚が裏になる確率を求めよ。
実際の教科書などに載っている問題です。これを解くにはまず樹形図を書く必要があります。
以下のような樹形図を書いて解くことができます。

2枚が表:1通り
1枚が表、1枚が裏:2通り
2枚が裏:1通り
このような結果になります。なので、答えは『1/2』になります。
では、この確率をポケポケに活かしていきましょう!

画像のポケモンは『セレビィ』です。ワザを見てみましょう。
パワフルブルーム
このポケモンのエネルギーの数ぶんコインを投げ、オモテの数×50ダメージ。
このセレビィにエネルギーが2個ついていた場合は、2回コインを投げることができます。
気になってくるのは、いくつのダメージがそれぞれどんな確率で出せるのか?ということですね。この確率は、先ほど出題した問題と同じように求めることができます。

2枚が表でダメージ100:1通り
1枚が表、1枚が裏でダメージ50:2通り
2枚が裏でダメージ0:1通り
このような結果になります。確率を表にすると以下の通りです。
ダメージ | 確率 |
---|---|
100 | 1/4 |
50 | 1/2 |
0 | 1/4 |
50ダメージが一番出やすいのが分かります。
なので、こういう状況では『50ダメージは出せる前提で戦う』のが1つの戦略となります。
もう少しゲームについて深掘りしましょう。
カードゲームなので、ダメージをいくつ与えられるか?という確率以外にも…
デッキの残り枚数が3枚、そのうち2枚のカードが欲しいカードである。そのカードを引けば勝てる。
次のターン開始時にデッキから1枚引いたときに、欲しいカードを引ける確率は2/3である。
このような要素も出てくるわけです。こういったときは複数の確率を比較して、より確率が高い方を選択するのが賢明だと、私は思います。
ゲームをしていると『勝つにはどうしたらいいんだろう?』と考えをめぐらせるときがあると思います。そのときの考え方に確率があれば、何をしたらいいのかの正解がより見えてくるでしょう。
数学・算数を習った人
ちょっと話を戻します。先ほどセレビィのダメージの確率を分数で表記しましたが、今回はパーセントで表してみました。
ダメージ | 確率 |
---|---|
100 | 25% |
50 | 50% |
0 | 25% |
いかがでしょうか?パーセントの方が見やすい!と感じたのではないでしょうか。
そうですよね!パーセントって見やすいんです。やはり基準である100%という数字が分かりやすいです。
分数で比較したときは、分母が統一されていなかったため、若干分かりにくかったと思います。
ここで1つ伝えたいのが『パーセントの方が見やすい!』と感じることができたのは、あなたがパーセントを習っていたからです。
しかし、このときあなたは『学生の頃に数学・算数を学んでいてよかった!』なんて思いましたか?おそらく、そのように考えることはないでしょう。でも、現に勉強したからこそパーセントの良さを感じたわけです。
このように考えると、勉強したことが、生活を豊かにしているとわかると思います。
私は指導する上で生徒たちに、今習っていることが人生で、生きるうえで、どのように役に立つかを伝えるようにしています。
勉強して得た知識が、これほどまでに有益だと感じることができれば、自分から『勉強したい!』となるからです。
まとめ

確率とポケポケについてのお話でした。確率に強くなると、ゲームでも強くなれます。
このように勉強がゲームに活きる例はいくらでもあります。何かを考え、比較するときに数字は本当に便利なものです。
この記事を読んで、少しでも勉強する楽しさを感じてもらえると嬉しいです。
私は塾長として勉強を教えていますが、カードゲームにも知見があります。以前、あるカードゲームの一分野で日本一になった実績もありました。そのときも数学の知識を使ったアプローチがあったからこそ、日本一になれたのだと思います。
私は学生の頃から『なぜ勉強するのだろう?今勉強していることは何に活かせるのだろう?』と自問自答して生きていました。だからこそ、好きなことに勉強を活かせる生き方ができたのだと思います。
塾では、勉強が人生にどれだけ多くの影響を与えるのかを伝えながら指導を行っています。
今回の記事は以上となります。
ポケポケは本当に面白いですよね~。でも、ハマりすぎないように気を付けたいですね。
上原学習塾では、受験のための勉強はもちろん、勉強が人生を豊かにすることを伝え指導を行っています。
小学生・中学生・高校生はもちろん、社会人・保護者に向けた英語も指導しています。
塾で英語を習ってみたいとお考えの方は、お気軽にお問い合わせください。
塾長ブログは週に1,2回更新予定です。教育に関する記事を定期的にアップしていますので、ぜひご覧ください。
読んでくださった塾生、保護者の皆様は何かお困りのことがありましたら、お気軽に塾長にご連絡ください。塾をお探しの方も、どう勉強したらいいのか?などのお悩みがありましたらご連絡ください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
塾長:上原明
学歴:東京理科大学 工学部 建築学科卒、埼玉栄高等学校(アメフト部)、羽生西中(陸上部)
指導歴:2007年から
趣味:映画、海外旅行、英語学習、シーズンスポーツ、ゲーム、マンガ、ボードゲーム作り
参照:2025.02.24
