こんにちは!
英語大好き、羽生市の上原学習塾、塾長の上原です。
今回は、幼稚園児の娘が「小物入れる箱を作りたい!」というので、一緒に工作をしたときのお話です。
家で過ごす何気ない時間が、気づけば数学の図形の授業になっていました。
実は私は、大学では東京理科大学・建築学科に通っていました。
そのため、図形・設計・作図などの工作は得意分野です。
今回は、娘と一緒に「小物入れの箱」を作ったときのやり取りをご紹介します。
直方体の箱を作りながら「辺の数」を学ぶ

直方体の箱の展開図の写真を見せながら、側面を作るところから始まりました。(上の写真は作った直方体の画像です)
私:この側面の長方形、何枚必要だと思う?
娘:4枚!
私:正解!これはね、この底面の正方形の“辺の数”と同じなんだよ。
底面の正方形を見せると、娘はすぐに気づきました。
私:このまっすぐな線、辺は何本ある?
娘:4本ある!
私:せいかーい!だから側面は4枚必要なんだよ!
底面の辺の数と、側面の面の数は一致します。
正五角柱でも同じ質問をしてみると…?
次に、正五角柱の底面を見せて同じ質問をしてみました。
私:この底面の辺は何本でしょう?
娘:5本!
私:じゃあ、側面は何枚ある?
娘:5枚?
私:せいかーい!じゃあ作ってみよう!
娘:うん!
こうして、家族で楽しい時間を過ごしながら、娘は自然と図形の知識を身につけていきました。
遊びながら“数学の本質”に触れる時間
自分で言うのもなんですが、建築学科で学んだ知識のおかげで、こういった「工作の時間」に多くの学びを入れられるのだなと感じました。
あらためて、勉強していてよかったな…としみじみ思いました。
そして何より、手を動かしながら学ぶことは、刺激的で面白いということを娘が体感してくれたことが嬉しかったです。
この経験を、塾の授業にももっと活かしたい
今回の工作を通して、私は改めてこう感じました。
「学びは、遊びの中にある」
図形をただ暗記するのではなく、自分で作って理解する。
これは、数学に限らず多くの教科でも応用できる大切な学び方です。
小学生の授業でも一緒に手を動かして工作をしていこうと思います。
経験による学びをもっと重視していきたいです。
上原学習塾では、1つの指導に、知識の背景や学びの広がりまで伝える指導を行っています。
例えば英語の熟語ひとつでも、「どう応用できるか」「どんな共通原理があるのか」まで踏み込みます。
指導歴20年以上。だからこそ、教え方の引き出しもたくさんあります。
「ただ解けるようになる」のではなく、納得して理解できる学びを大切にしています。
最後に

以上、子どもと一緒に工作をしたお話でした。
工作はいいですね。手先が器用になるだけでなく、立体的なものの見方も一緒に育ててくれます。何より、楽しい。これが一番大事だと思います。
大学時代は、日々建築の模型を作っていました。カッターの扱い方や、きれいな線の引き方など、そこで身につけたことが、今こうして娘との時間や仕事の中で活きてくるのはとても嬉しいことです。やはり「勉強・学びは、あとで必ずやっておいてよかったと思う瞬間が来る」と感じます。
今、私は塾で英語指導に力を入れていますが、もともとは「英語の先生になるため」に英語を学んだわけではありません。
映画を字幕なしで楽しみたいという思いから英語を学び始めました。工作や建築模型づくりも得意ですが、その原点は「映画のセットづくりを学びたい」という気持ちから建築学科に進んだことにあります。
過去に学んできたことは、回り道に見えても、あとから必ず自分を助けてくれます。そんな自分自身の経験も伝えながら、これからも生徒たちの指導にあたっていきたいと思います。
上原学習塾では、受験勉強のためだけではなく、「学びが人生にどうつながるか」まで伝える指導を大切にしています。
夢や進路、勉強の悩みなどありましたら、ぜひお気軽にご相談ください。
上原学習塾では、受験のための英語だけでなく、「英語ができると人生が少し楽しくなる」ことを伝えながら指導を行っています。
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勉強の方法や進路のことはもちろん、英語の伸ばし方や「英語嫌い」の相談も承っております。
生徒の皆さんが安心して学び、未来に向かって前進できるよう、幅広くサポートしてまいります。
体験授業や学習相談も随時受け付けています。お気軽にお問い合わせください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
塾長:上原明
学歴:東京理科大学 工学部 建築学科卒、埼玉栄高等学校(アメフト部)、羽生西中(陸上部)
指導歴:2007年から
趣味:映画、海外旅行、英語学習、シーズンスポーツ、ゲーム、マンガ





