こんにちは。羽生市の上原学習塾、英語大好き塾長の上原です。
今回は、ちょっとした上原先生の趣味回です。
私はゲームが大好きです。
なので、生徒から「ゲームが好き!」と聞くと、
「何のゲームやるの?」
「どのブキ使ってるの?」
「ランクどのくらい?」
なんて、ついつい根掘り葉掘り聞いてしまいます(笑)
その中でも、生徒が「スプラトゥーンが好き!」と言ったら、もう盛り上がります。
なぜなら、私もスプラトゥーンが大好きだからです。
腕前にも少し自信があり、スプラトゥーン2ではガチマッチでXまで行きました。
生徒によく見せるスプラトゥーンの動画
そんな私が、生徒たちによく見せる動画があります。
私自身がスプラトゥーン2のガチマッチをプレイしている動画です。
▼実際のプレイ動画はこちら
この動画、生徒たちには結構評判がいいんです。
『先生、上手いんですね!』と目をキラキラして言ってくれます。
上手く動けている動画なので、先生はゲームは上手いんだ!って思ってもらえれば、私の言う言葉に説得力が増すと思ってみせています。
今回はこの動画を使って、
「ゲームが上手くなりたいなら、勉強も役に立つよ!」
という話をしてみたいと思います。
スーパー着地を倒すには「反復」が必要
動画の7秒あたりを見ていただくと、相手のスーパー着地を空中で倒している場面があります。
スプラトゥーン2をプレイしたことがある人なら分かると思いますが、スーパー着地を空中で倒すのは簡単ではありません。
相手が空中にいる時間は短いので、そのわずかな時間に狙いを合わせて撃つ必要があります。
では、なぜ私は倒せるようになったのか。
答えの一つは「反復」です。
私は何度も何度も、スーパー着地をする相手にエイムを合わせる練習をしました。
どのくらいの高さに照準を合わせればいいのか。
どのタイミングで撃てばいいのか。
繰り返しているうちに、少しずつ体が覚えていきます。
今では、スーパー着地が見えたら、かなり自然に狙えるようになりました。
これって勉強と同じです。
計算でも英単語でも、何度も繰り返すことで、考えなくてもできることが増えていきます。
でも今回は、いつものスーパー着地とは少し違う
さらに、この動画にはもう一つポイントがあります。
今回倒しているスーパー着地は、平地から飛んだものではありません。
高台から飛んできています。
つまり、普段と同じ位置にエイムを合わせても、高さがずれてしまいます。
そこで必要になるのが、「どのくらい高さが変わったのかを考えて、その分だけ狙う位置を調整する」という考え方です。
例えば、分かりやすく数字で考えてみます。
相手の位置がいつもより高い。
通常の高さに比べて1.5倍の高さだ。
↓
その高さに合わせて狙う位置も上にずらそう。
通常のエイムの角度を1.5倍にしてみよう。
「位置関係を見て、どのくらい調整すればいいのかを考える」という感覚は、数学で学ぶ比例や割合などの考え方そのものです。
ただ感覚だけでプレイするより、こうして数字や関係性で考えられると、ゲームの理解も深くなります。
個人的には、こうった数字でなく自分の感覚などに頼ったプレイの仕方には、根拠がないのでその場限りの再現性が低いものになってしまうと思います。
理論に裏付けされたからこそ、再現性が高くなり、勝率を安定して高くできると思います。
ダメージを知っていれば「何発で倒せるか」が分かる
ゲームでは、操作技術だけではなく知識も大切です。
スプラトゥーンでは、相手を倒すために一定以上のダメージを与える必要があります。
私がこの動画で使っているブキはケルビン525デコです。
スライド後の攻撃では、1発あたり52.5のダメージを与えます。
52.5 + 52.5 = 105
つまり、2発当てれば100を超えます。
「このブキなら何発当てれば相手を倒せるのか」を知っていれば、無駄に撃ち続ける必要もありません。
これも、ちょっとした計算ですよね。
「射程」を知るだけでも戦い方が変わる
そしてスプラトゥーンには、もう一つ大切な要素があります。
射程です。
ブキから出たインクが、どのくらいの距離まで届くのか。
これはブキによって違います。
ケルビン525デコは、比較的射程の長いブキです。
スーパー着地は相手が上空へ飛ぶので、そもそも射程が届かなければ攻撃することができません。
逆に、射程が届くと分かっていれば、
「この高さなら狙える!」
と判断できます。
こうした知識を持っているかどうかで、戦い方はかなり変わります。
私は試合開始時に相手のブキを見ています
余談ですが、私は対戦が始まるとき、相手がどんなブキを持っているのかを確認します。
そして、自分のブキより射程が短い相手であれば、射程の差を生かして戦うことを考えます。
反対に、自分より射程の長い相手には、真正面から同じ距離で戦わないようにします。
もちろん、射程だけですべてを決めるわけではありません。
相手の位置、味方の位置、人数差、地形など、いろいろな条件を考えます。
その中の一つとして、「自分と相手の射程差」という情報を使って作戦を立てています。
ゲームが上手い人は「知識」も持っている
ゲームを上手くなろうと思ったら、ただ操作するだけではありません。
・1発あたりのダメージ
・射程
・何発で倒せるのか
・キルまでにかかる時間
・ブキごとの得意・不得意
こうした知識も大切です。
そして、こういった情報の多くは数字で表すことができます。
数字を比較したり、計算したりして、
「じゃあ、どう戦ったら有利になるのか?」
を考えることができます。
ゲームをする時間には限りがある
もちろん、ゲームが上手くなるためには、たくさんプレイすることも大切です。
上手い人は、それだけ多くの経験を積んでいることが多いです。
でも、学生がゲームをできる時間には限りがあります。
学校にも行きます。
勉強もしなければなりません。
部活動や習い事もあるでしょう。
では、自分よりプレイ時間の長い人に追いつくにはどうしたらいいのか。
私は、
「経験だけで足りない部分を、知識や考える力で補う」
という方法もあると思っています。
だから、ゲームが好きな子にも勉強してほしい
私は学生のころから、ゲームは比較的得意なほうだったと思います。
今でも、ある対人ゲームでは70~80%の勝率を出せています。
もちろん、私よりずっと上手い人はたくさんいます。
でも私は、限られたプレイ時間の中で、数字を見たり、ゲームの仕組みを理解したり、相手との違いを考えたりすることで、経験不足を少しでも補おうとしています。
だから、ゲームが好きな生徒にはこんなことも伝えたいです。
ゲームが上手くなりたいなら、勉強もしよう。
学校で習うことが、ゲームにも役立つよ。
最後に

勉強とゲームは、一見するとまったく別のものに見えるかもしれません。
でも、実際にゲームを真剣にやってみると、数字、割合、距離、比較、反復、作戦など、いろいろな考え方を使っています。
勉強して身につけた知識は、テストのためだけのものではありません。
ゲームでも、スポーツでも、趣味でも、いろいろなところで使うことができます。
ゲームが好きな子には、ぜひ「好きなことをもっと楽しむための勉強」という考え方も持ってもらえたら嬉しいですね。
以上になります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
塾長:上原明
学歴:東京理科大学 工学部 建築学科卒、埼玉栄高等学校(アメフト部)、羽生西中(陸上部)
指導歴:2007年から
掲載:講談社「モーニング」連載『こづかい万歳』に“ボードゲーム超人”として掲載
趣味:映画、海外旅行、英語学習、シーズンスポーツ、ゲーム、ボードゲーム、ボードゲーム製作、マンガ





