映画「キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー」を見ました。
やっぱり何度見てもいい映画ですね。
勿論、音声は英語で、字幕は日本語です。
映画の楽しみ方は沢山ありますが、
今回は「英語が分ることで、映画が楽しくなる!」この事について語らせて頂きたい。
英語と字幕の日本語はニュアンスが違う!
日本語吹き替えや字幕は、翻訳家が英語を見て、
自分の持っているボキャブラリーと照らし合わせ、その場面に合った訳し方をしています。
そして、時には訳されない英語もあります。
今回の「キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー」の中にも、
そのような英語と日本語訳がちょっと違うシーンはありました。
そのワンシーンを紹介します。
※以下多少映画のネタバレになるので注意
キャプテンのセリフ
『You know me!!』
直訳『お前は俺を知っている!』
になります。
こちらが、映画館で見たときの英語字幕では、
字幕『思い出してくれ!』
になっていました。
「お前は俺を知っている」と「思い出してくれ」ですと、ちょっとニュアンスが違いますね。
そのセリフが出たシーンは、
テンポが速く、時間の猶予もない鬼気迫る場面でした。
ここで、「知っている」と表現するのではなく、「思い出してくれ」の方が
鬼気迫る雰囲気がより映画を鑑賞している人に伝わるのではないだろうか、
といった翻訳家の意図があるのではないかもしれませんね。
英語を知っていることで
1つのセリフを聞いたときに、
その人物の心情を脚本家の視点・翻訳家の視点・私自身の視点で読みとける。
その状況などを深く読み取るキッカケになります。
英語が分ることで、映画の見方が増えるんです!!!
映画を見ている時は、英語を勉強していてよかったと感じます。
中学生時代に、英語をいやいや勉強させられていた時は、
将来自分が英語を楽しみながら映画を見るようになるとは、これっぽっちも想像もしませんでした(笑)
なので、生徒には英語が分ることで映画が楽しくなることを良く教えています。
英語って楽しいんだよ!
授業を通して、英語の楽しさを多くの人に知ってもらいたい。
そう思いながら指導をしています。