羽生市の上原学習塾、英語大好き塾長の上原です。
数学・算数で『計算問題は解けるけど、文章問題・応用問題が解けない…』という学生は多いと思います。
この記事では、文章問題を解けるようになる方法を紹介していきます。
文章問題の解き方
パターンを覚える
文章問題はある程度パターンが決まっています。そのパターンを覚えることが大切です。
例えば、多くの学生が苦手とする『速さ・時間・道のり』の問題があります。
式を立てるためには、文章から『速さ』『時間』『道のり』の要素を抜き出す必要があります。
文章問題では、『速さ』『時間』『道のり』を分かりにくい言葉で表現しています。そのため、それぞれの要素を文章から抜き出すのが難しくなるのです。
初めは難しく感じるかもしれませんが、問題の作られ方自体はそこまで多様ではありません。数をこなしていく過程で、大体のパターンは覚えられます。
文章を要約する
例題
午前10：30にA君は自宅から1500メートル離れた図書館に歩いて向かいました。途中で友人のB君に出会い、自宅から300メートルのところで10分間立ち話をしました。その後、再び図書館に歩いて向かいました。図書館に到着したのは午前11：05です。
A君が歩いているときの速さを一定とする場合、その速さは時速何キロメートルでしょう？
文章問題といえば、こういった問題が多いですね。
この問題を要約すると…
道のり：1500メートル
時間：25分
答えは『時速3.6キロメートル』です。
要約できればただの計算問題になります。簡単ですね。
ただの計算問題とはいいましたが、文章問題ならではの難しさはまだあります。
文章問題での注意点、それは単位です。
先ほどの問題だと、文章では道のりの単位が『メートル』でしたが、答えるときの単位は『キロメートル』になっていました。同様に、時間の単位も『分』から『時間』になっていました。
このように単位を直さなければならないのも、注意すべきポイントの１つです。
これこそ、何度も問題を解いて間違えることで、答え合わせや指摘されていく過程の中で注意力を付けるのがいいでしょう。
国語力・読解力をつける
『文章問題はパターンを覚えればいい』と前述しましたが、そもそも『国語力・読解力』が必要なのでは？と保護者の方からよく質問されます。
そうですね。もちろん文章問題を解くためには『国語力・読解力』が必要です。
『国語力・読解力』がある学生なら、初めて見る問題でも解くことができるでしょう。今まで解いたことのある問題との類似性を見出して、自力で解くことができます。応用力がある学生になれるでしょう。
しかし、国語が苦手な学生には、初めて見る問題を解くのは難易度が高いことだと思います。言葉の置き換えができず、文章の読み取りに苦戦してしまいます。
やはり、数学だけではなく国語の勉強もすることをオススメしたいです。
最後に
以上、文章問題・応用問題の解き方になりました。
高校の偏差値でいうと50以上・難関校に合格するためには、これらの問題を解けるようになる必要があります。
・パターンを覚える
・要約する
・国語力・読解力をつける
この３つにポイントを置き、たくさんの問題を解いてほしいと思います。
当塾では、私のお気に入りの教材を使って指導しています。
市販では売られていない塾用教材で、各単元ごとに１冊ずつ作られている文章問題用のテキストになります。（関数・確率・図形など）
１単元でまるまる１冊作るという姿勢が個人的に好きなところです。『この関数の問題集を１冊解けば、関数は完璧になるよ！』と生徒に伝えられるので、生徒も明確なゴールを意識できて達成感もあります。
その１冊をしっかりと解けば、公立のレベルから偏差値65ほどのすべての問題パターンを学べるテキストとなっています。
勉強は正しい勉強法でやらなければ成果は出ません。
文章問題・応用問題も正しい勉強法で身に付けましょう！
上原学習塾では、受験のための勉強はもちろん、勉強が人生を豊かにすることを伝え指導を行っています。
小学生・中学生・高校生はもちろん、社会人・保護者に向けた英語も指導しています。
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読んでくださった塾生、保護者の皆様は何かお困りのことがありましたら、お気軽に塾長にご連絡ください。塾をお探しの方も、どう勉強したらいいのか？などのお悩みがありましたらご連絡ください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
塾長：上原明
学歴：東京理科大学 工学部 建築学科卒、埼玉栄高等学校（アメフト部）、羽生西中（陸上部）
指導歴：指導開始2007年～
趣味：映画、海外旅行、英語学習、シーズンスポーツ、ゲーム、マンガ
