こんにちは!羽生市の上原学習塾、英語大好き塾長の上原です。
ある日の授業後、将来自分のレストランを持ちたいという夢を語ってくれた生徒がいました。その熱意に感心しつつも、私は生徒にこう尋ねました。「料理人ってだけじゃなく、自分のレストランとなると数学に強くないといけないね」と伝えたところ、生徒は少し驚いた表情で、「なんで数学?」と返してきました。
この時のやり取りを今回は記事にしていきたいと思います。
経営に数学が必要な理由
料理人としての技術だけでは、レストランの経営は成り立ちません。私は生徒に、食材の仕入れや在庫管理、メニュー価格の設定、さらには月ごとの売上分析など、レストラン運営には数学を活用する場面が多いことを説明しました。例えば、以下のようなケースです:
- 原価計算:一皿の料理にかかる材料費を計算し、利益を確保するための価格設定を行う。
- 在庫管理:食材の使用量と仕入れ量を計算し、無駄を減らす。
- 売上予測:過去のデータを基に、忙しい時期や閑散期を予測する。
この説明に、生徒は納得したようでした。「確かに、それだと数学は必要ですね!」と納得していた様子でした。
数学に対する意識の変化
これまで、生徒は数学を「学校の科目・受験に必要な科目」として捉えていたようです。しかし、この日を境に、数学が自分の夢の実現に直接関わる重要なツールであることを理解してくれたようでした。「もっと数学を頑張らなきゃ!」という生徒の言葉には、これからの成長を感じさせる力強さがありました。
まとめ
今回のように、生徒の夢と学びを結びつけることができると、教育の意義を改めて感じます。そして、私たち指導者の役目は、ただ教科書の内容を教えるだけでなく、生徒の未来に必要な知識やスキルを伝えることだと強く思いました。
私は勉強を教える際に、この学びが人生の何に役に立つのかを伝えるように心がけています。そのためにも夢を語る生徒の声に耳を傾け、その夢を叶えるために必要なものを一緒に考えることはとても大切だと思います。
数学という科目が、単なる勉強の対象ではなく、未来への架け橋になる瞬間を目の当たりにし、非常に充実した時間でした。これからも生徒たちの夢を応援し、具体的なアドバイスを提供していきたいと思います。
上原学習塾では、受験のための勉強はもちろん、勉強が人生を豊かにすることを伝え指導を行っています。
小学生・中学生・高校生はもちろん、社会人・保護者に向けた英語も指導しています。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
塾長:上原明
学歴:東京理科大学 工学部 建築学科卒、埼玉栄高等学校(アメフト部)、羽生西中(陸上部)
指導歴:2007年から
趣味:映画、海外旅行、英語学習、シーズンスポーツ、ゲーム、マンガ、ボードゲーム作り