こんにちは!
羽生市の上原学習塾、英語大好き塾長の上原です。
当塾では、小学生を対象に「個別指導」と「英語のグループワーク」の2つの形式で英語の授業を行っています。
今回は、小学4年生の生徒が「初めて見る単語を発音できるようになった」エピソードをご紹介しながら、当塾でのフォニックス指導の成果についてお話しします。
個別指導とグループワーク、それぞれのねらい
個別指導では、主にライティング(書く力)に焦点を当てています。
一人ひとりの理解度に合わせて丁寧に進めることで、英語の文章を書く力をしっかり育てていきます。
一方、グループワークではフォニックスを中心に「発音のルール」や「文型の基本」、「品詞」など、学校の授業ではなかなか扱われない実践的な内容を楽しく学んでいます。
このグループワークでは私が英語指導に携わった20年のなかで、英語教育の中で重要な内容を中心に指導をしています。なおかつ、学校で扱っていない内容です。
特にフォニックス・文型・品詞の学習は、英語を正しく理解し使ううえで欠かせないのですが、日本の学校教育では十分に扱われていないのが現状です。
フォニックスを続けていたら…ある日、突然!
ある日、グループワークでフォニックスの学習を続けてきた小学4年生の生徒が、
初めて見る英単語をスラスラと発音し始めたのを見て、私は思わず驚いてしまいました。
どうして、始めて見る単語を発音できるのか?フォニックスのルールを理解しているからです。
私も始めて見る単語を発音でき、発音を聞くだけでスペルが分かるのはこのフォニックスのルールを理解しているからです。
週1回、コツコツ1年間
この生徒は、小学3年生のときに入塾し、
そこから1年間、週1回・月4回の50分授業を続けてきました。
フォニックスを扱う時間は、50分の授業のうち約25分です。
つまり、月あたりのフォニックス時間は
25分 × 4回 = 100分
年間で計算すると
100分 × 12か月 = 1200分(=20時間) になります。
小学3年生が、1年で20時間かけてフォニックスを理解して発音できるようになったのです。
20時間でここまで!?比較
この「20時間」がどれだけ早いか、他の事例と比較してみましょう。
比較項目 | アメリカの未就学児 | 上原学習塾の小学生 |
---|---|---|
学習時間 | 約50〜100時間 | 約20時間 |
習得までの期間 | 半年〜1年 | 1年 |
学習スタイル | 毎日20〜30分の集団授業 | 週1回・少人数グループワーク |
「20時間」でここまでできる
この「20時間」というのは、驚くほど効率の良い学習時間です。
ネイティブではない日本の小学生が、たった20時間でここまで発音できるようになるのですから、フォニックスの力は本当に大きいと改めて感じました。
もちろん、学習の進み具合には個人差がありますが、適切な指導を受けながら継続して取り組むことで、どの子も確実に力をつけていくことができます。
今回、ネイティブより短い時間でできたというのは、年齢・理解力の違いでしょう。
アメリカの学習時間50~100時間と言うのは、未就学児がフォニックスを理解するのに必要な時間です。
一方、今回の20時間は小学3年生の理解力あってこそです。
最後に

英単語を「読める」ようになるには、まず「発音できる」ことが大切です。
そして、発音できるようになるためには、ルールに基づいて学ぶ「フォニックス」が最も効果的です。
当塾では、これからも小学生たちが「英語が読める・通じる」という喜びを感じられるよう、実践的なフォニックス指導を続けていきます。
中学校に入ると、どうしても文法中心の学習が増えてしまい、発音やフォニックスにじっくり取り組む時間が取りづらくなります。
だからこそ、小学生のうちに発音やフォニックスを学んでおくことがとてもおすすめです。
今回の記事は以上となります。
上原学習塾では、受験のための勉強はもちろん、勉強が人生を豊かにすることを伝え指導を行っています。
塾長ブログは週に1,2回更新予定です。教育に関する記事を定期的にアップしていますので、ぜひご覧ください。
読んでくださった塾生、保護者の皆様は何かお困りのことがありましたら、お気軽に塾長にご連絡ください。塾をお探しの方も、どう勉強したらいいのか?などのお悩みがありましたらご連絡ください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
塾長:上原明
学歴:東京理科大学 工学部 建築学科卒、埼玉栄高等学校(アメフト部)、羽生西中(陸上部)
指導歴:2007年から
趣味:映画、海外旅行、英語学習、シーズンスポーツ、ゲーム、マンガ、ボードゲーム作り