こんにちは!
羽生市の上原学習塾、英語大好き塾長の上原です。
この記事は、不登校のお子さまを持つ保護者の方の「高校に進学できるのか」「将来はどうなるのか」という不安を、少しでも和らげたい――そんな思いを込めて書いています。
前回の記事「高校の先生とつながる塾。だから進路にも強いんです」では、当塾がどのように高校の先生と連携し、生徒の進路相談を行っているかご紹介しました。
▶ 前回の記事はこちら
今回はその続編として、「不登校だった生徒の高校進学」について、実際に高校の先生と直接お話しした内容をもとにお伝えします。なお、今回は通信制高校を除いた、全日制・定時制高校を中心にしたお話です。
欠席が多いと進学できないのでは?という不安
不登校の生徒やその保護者の方が、もっとも不安に感じるのは
「出席日数が足りないと、高校に進学できないのではないか?」という点ではないでしょうか。
「欠席が多すぎて、受験しても合格しないのでは…」
「行ける高校なんて、もうないのでは…」
そう思って、不安な気持ちを抱えている方も多くいらっしゃいます。
でもまず、これだけはお伝えしたいと思います。
「欠席日数を問わない高校は、実際に存在します。」
つまり、不登校の経験があっても、進学できる高校はちゃんとあります。
この点は、どうか安心していただきたいと思います。
「これから通いたい」という気持ちが大切
ただし、ここでひとつ大切な前提があります。
「欠席日数を問わない」からといって、「高校でも行かなくていい」という意味ではありません。
高校がは、「中学校では不登校だったけれど、高校では心機一転して通いたい」という前向きな気持ちを大切にしています。
「これからは頑張りたい」と思っている生徒にとって、道はしっかり開かれています。
今の状況がどうであれ、「これから」に希望があることを知っていただければと思います。
実際にあった生徒の変化
当塾でも、これまで不登校だった生徒を多数指導してきました。
その中には、『中学ではほとんど登校できなかったけれど、高校からは毎日通っている』という生徒が何人もいます。
もちろん、「塾に通ったから不登校が治った」と言い切ることはできません。
でも、塾に来ることで…
- 先生と話す機会ができた=社会との繋がりの形成
- 勉強を通して、自信を少しずつ取り戻せた
- 通塾をきっかけに、生活リズムが整った
こういった「良い変化」が少しずつ積み重なり、やがて前に進む力になっているのだと思います。
勉強って面白いかも、と思えるように
私は、ただテストの点数を上げるためだけに勉強を教えているわけではありません。
「勉強できるようになると、人生がちょっと楽しくなる」ということを、生徒たちに伝えたいと思っています。
たとえば私自身、中学生の頃は英語が苦手でした。
でも、「映画を英語で観てみたい!」という気持ちが生まれたことで、「受験のための英語」だったのが、「自分の好きなことのための英語」に変わりました。その結果、英語の勉強が楽しくなりました。
私は生徒にも、まず「好きなこと」「興味のあること」を聞くようにしています。
そして、「その興味と勉強がどうつながるか」を一緒に考えます。
そうすると、生徒も「勉強することが、自分に関係あることなんだ」と気づき、自然と前向きになっていきます。
人は、自分の好きなことと勉強がつながったとき、本気になれるんです。
最後に

「高校に進学できるか不安」
「このまま引きこもってしまうんじゃないか」
「勉強についていけないんじゃないか」
そんな不安を抱えている保護者の方は、どうか一人で抱え込まないでください。
進学の道は、たくさんあります。不登校だった生徒が、高校に通えるようになるケースはたくさんありました。
私たちは、学習面だけでなく、進路や気持ちのサポートも含めてお手伝いしています。
どうか、必要なときにはいつでもご相談ください。
これからも、地域とつながり、高校とつながり、生徒たちの未来とつながる塾でありたいと思っています。
今回の記事は以上となります。
上原学習塾では、受験のための勉強はもちろん、勉強が人生を豊かにすることを伝え指導を行っています。
塾長ブログは週に1,2回更新予定です。教育に関する記事を定期的にアップしていますので、ぜひご覧ください。
読んでくださった塾生、保護者の皆様は何かお困りのことがありましたら、お気軽に塾長にご連絡ください。塾をお探しの方も、どう勉強したらいいのか?などのお悩みがありましたらご連絡ください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
塾長:上原明
学歴:東京理科大学 工学部 建築学科卒、埼玉栄高等学校(アメフト部)、羽生西中(陸上部)
指導歴:2007年から
趣味:映画、海外旅行、英語学習、シーズンスポーツ、ゲーム、マンガ、ボードゲーム作り