羽生市の上原学習塾、英語大好き塾長の上原です。
今回の話題は『生徒からの相談』についてです。教師をしていると生徒から色々な相談を受けます。勉強のことが多いですが、時には友達のこと、友人関係について相談されることもあります。
『悩んでいる友達に何かしてあげたいんですけど、どうしたらいいですか?』と、大人びたことを相談されて驚いたこともあります。自分たちが子どもだと思っている学生たちは、大人が思っている以上にしっかりと自分で色々なことを考えてるんですね。
さて、今回はその相談事を1つお話ししていきます。
受験生・中学3年生の相談
生徒からこんな相談がありました。
『先生、新しいことを習ったときはそれが頭に入ってくる感じがします。でも、以前習ったことを復習しているときにそれが定着しているかがよく分からないんです。勉強が力になってるか分からなくて、不安になるんです。』
なるほど…勉強していることが身についているのかが不安なんですね。勉強しているからこそ、こういった悩みが生まれるのだと思います。
復習にしろ、何にしろ勉強したことが身についているのかどうかを自分で判断するのはとても難しいことだと思います。ゲームのように数値で分かるものではありません。勉強ができるようになったことが目に見えるわけではありませんからね。
しかし、勉強をしたら必ず身についているものですなっています。なので、自分を信じて勉強を継続してほしいと思います。
勉強のアドバイス
私は、そんな悩みを持っている生徒に対してこうアドバイスをしました。
『復習をして、それが身についているか不安なんだね。じゃあ、この問題を解いてみようか。うん、解けているよね。じゃあ、前にこの問題を解いたときのノートを振り返ってみよう。どうだろう?間違えているでしょ。でも今回解けていたってことは、勉強が身についているよ。成長しているってことだよね!』
こう言ったところ、自分が前よりもできるようになっていると分かったようで、不安がなくなったのか、肩の荷が下りたようで、また集中して勉強を再開していました。
当塾では、毎回生徒のノートをしっかりと見て指導をしています。ウソのように聞こえますが、私たち先生は生徒1人ひとりがどこを正解して、どこを間違えていたかって覚えているのです。
なので、第三者である我々先生は、生徒の成長がよく分かっています。しかし、生徒本人はなかなかそういった成長を感じとるのが難しいのだと思います。
最後に
成長を感じたい!
誰だって努力をしたらその成長を感じたいものです。
しかし、勉強はなかなか成長を感じにくいものです。
だからこそ我々先生は、生徒ができるようになっていたらしっかりと褒めて、自分の成長を認識させることが大切だと思っています。そうすることで生徒に自信が生まれてくるのです。
ただ褒めるのではなく、自分が成長していると分かってもらうために褒めるのです。
『勉強しいてるけど、成長しているか不安…』と感じるのは当たり前です。それを安心させるのも先生の役目だと思います。
私も人一倍勉強してきたと自負しています。そこで経験したことを交えてアドバイスすると、より現実味が増して受け取れられている様に感じます。自分の経験を話すのは大切ですね。先生に対しての信頼も増すと思います。
読んでくださった塾生、保護者の皆様は何かお困りのことがありましたら、お気軽に塾長にご連絡ください。塾をお探しの方も、どう勉強したらいいのか?などのお悩みがありましたらご連絡ください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。