羽生市の上原学習塾、英語大好き塾長の上原です。
今回の話題は『英語はローマ字ではない』ということについてです。
英語を習っていて『英語=ローマ字』という考えから抜け出せずに悩んでいる学生は多いです。
ローマ字は英語ではない
ローマ字は、英語への橋渡し役のような存在です。
アルファベットを覚えるキッカケになり、発音の足掛かりにもなります。
日本人が英語を習うために必要な知識になります。
しかし、ローマ字は英語ではありません。
学生の中には『英語=ローマ字』という考えから抜け出せない子もいます。
例えば、ローマ字では
『ア』=『a』 になりますね。
しかし、英語では
『ア』=『a』『u』『o』『ou』 となります。
『ア』は『a』だけではないということに気付かなければならないのです。
中学1年生で習う英語の曜日で『ア』の発音の例を見ていきましょう。
Sunday(日曜日) 『ア』=『u』の例
英語の発音:サンデー ローマ字読み:スンダイ
Monday(月曜日) 『ア』=『o』の例
英語の発音:マンデー ローマ字読み:モンダイ
英語は英語、ローマ字はローマ字
英語の発音には、ローマ字読みが役に立つ場面も多いです。
しかし、ローマ字が絶対的なルールだと考えてしまうと、英語の発音を覚えるのを邪魔してしまいます。
なので、必要なのは『英語の発音にローマ字が使えることもあるけど、ローマ字以外のルールもある!』ということを、早めに理解することです。
しかし、英語の発音のルールを理解するには、ある程度単語を覚えていかなければなりません。
なので、英語を勉強し始めた頃が一番大変だと思います。ある程度単語を覚えてくると、後は応用するだけになるので簡単なんです!
何度も言うのですが『英語は最初が一番大変!』だということを、心しましょう。
最後に
この記事を読んで『ローマ字と英語は全然違うものじゃないか』と思っている方もいるかもしれませんが、多くの学生が『英語=ローマ字』だと考えているのです。
そして、これを乗り越えれば英語が学びやすくなります。
もちろんローマ字は便利なもので、例えばパソコンのキーボード入力にはローマ字を使います。現に私はこの記事をパソコンを使ってローマ字入力で書いています。
他にも国語の古文で、歴史的仮名遣いを現代仮名遣いに直す際にもローマ字が役に立ちます。
このように、ローマ字は結構便利なものなんですよね。
英語学習にもローマ字は必要ですが、ローマ字以外の発音のルールがあることをきちんと理解して学ぶことで、より効率的に英語力を上げることができます。
読んでくださった塾生、保護者の皆様は何かお困りのことがありましたら、お気軽に塾長にご連絡ください。塾をお探しの方も、どう勉強したらいいのか?などのお悩みがありましたらご連絡ください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
塾長:上原明
学歴:東京理科大学 工学部 建築学科卒、埼玉栄高等学校(アメフト部)、羽生西中(陸上部)
指導歴:指導開始2007年~ 15年以上
趣味:映画、海外旅行、英語学習、シーズンスポーツ、ゲーム、マンガ