塾が再開して約1か月がたちました。
5月はオンライン授業を行い、それはそれで楽しかったですが、やはり一緒の空間で生徒たちと勉強するのはまた楽しいです。
今回は、生徒に指導をしていたときの話を1つ紹介したいと思います。
『子供は勉強を楽しいと思う』
についてです。
勉強が楽しいと感じる瞬間
小学生の生徒と一緒に体積の計算問題を解いている時でした。その生徒の計算過程は以下のようなものでした。
計算を左の2つ(6×2)を先に計算し、そのあとに×5をする計算過程でした。
6×2=12なので、12×5はひっ算を使った計算になっていますね。
そこで、計算の順番のルールを教え、先生だったらこのように計算をするよ、と以下のような計算過程を指導しました。
計算を左から順番にかけていくのではなく、偶数の2と5を先にかけます。
そうすると、2×5=10になりますね。
最期に、6×10=60となり、これはひっ算を使わない計算になっています。
このように計算すると、ひっ算を使わない分、計算が早く正確に解けるのです。
この計算方法を生徒に教えた時、生徒は
『あっ!そういうことか!』
と声をあげて楽しそうに計算をし始めました。そうしたら、もう自分から工夫をして計算をするようになったのです。
その子の計算を見守っていたのですが、以下の様に計算していました。
計算をするときに左から順番にかけていくのではなく、偶数の4と5を先にかけて計算して工夫をしていました。
これもひっ算を使わない計算になっています。
子供たちは、こういった
簡単に計算できることを知ると、それをどんどん試したくなります。
この気持ちは、新しいおもちゃを買ってもらった子供が、早くそれを使って遊びたい!って気持ちと同じなんじゃないでしょうか。
大人だったら新しく買った服を早く来て出かけてみたい。そんな気持ちだと思います。
最後に
勉強って楽しいもの
先ほど紹介した生徒は、楽しそうに計算を続けていました。新しいおもちゃ(計算方法)をどんどん試したかったのでしょう。
私は数学が好きで、こういった計算を簡単にすることができる問題を見つけた時、『お!簡単に解けた!やった!』って気持ちになります。それは今でも持っている気持ちです。
勉強ができる、成績が良い子はこういった計算のコツなどを知っているから、他の子より秀でることができるのだと思います。そして、勉強を楽しくも感じるからでしょう。
多くの生徒にこういった勉強を楽しい!どんどん解きたい!と感じられる指導をしたい。
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