羽生市の上原学習塾、英語大好き塾長の上原です。
今回の話題は『小・中学校の先生の学歴』についてです。
自分の子供の学校の先生の学歴をご存知ですか?知らない方がほとんどではないでしょうか。
今回は小学校・中学校の先生について少しお話します。
有名大学出身は少ない
大学通信ONLINEが調査した結果をもとにお話していきます。
詳しい数値が知りたい方は以下のリンクをご参照ください。数値を見なくても分かるようにお話していきます。
・中学校教諭就職者はこちら
・小学校教諭就職者はこちら
結果を見ると国立大学の教育学部が上位にあり、MARCH以上の大学はあまりないことが分かります。
こういったデータから、高学歴・優秀な人はより待遇のいい会社に勤めるということが想像できます。
もちろんただのデータなので、全てに言えるわけではありません。中には優秀で志も高い先生もいるでしょう。
保護者の皆さんも以前は学生だったので分かると思いますが、指導してくれた先生が全員優秀で魅力的な先生でしたでしょうか?なかなか全員がとは言えないのではないでしょうか。
私は今でも恩師だと思って尊敬している先生が数名います。その先生達は学歴で尊敬したのではなく、人柄で尊敬しています。自分の指導の根本・生き方に影響を与えて下さった方でもあります。
学校の先生の意見にどう耳を傾けるか
小学生・中学生にとって学校の先生の存在は大きなものです。
特に担任の先生ともなれば生徒だけではなく、保護者にとっても大きな存在であると思います。
当塾では定期的に面談を行っています。そこで保護者の方からよく『担任の先生からこんなことを言われました。本当にそうなのでしょうか?』と相談を受けます。
少し言い方が悪いですが、その担任の先生が本当に優秀な方かは分かりません。
なので、先生の意見は数ある意見の中の1つとして捉えるべきです。そして、私の意見や他の先生の聞いたりと、多くの意見に触れてください。
私の意見も、私の価値観によるところがあるので絶対に正しいとは言いません。もちろん、面談・授業を通して生徒のことを知り、生徒に最善の意見を言っています。しかし、私の意見も数ある中の1つです。
保護者の方には、子供の受験・進路に関して多くの情報・意見に触れて、他人の意見を鵜呑みにしないで判断をして頂きたいと思います。塾では情報・意見を共有し、そのお手伝いをしていきます。
最後に
学校の先生の意見
保護者の皆様にも知っておいてほしいことがあります。子供はまだまだ教養が少ないということです。なので、まだ誰の意見が良いのか悪いのかを正しく判断できません。
1つ悪い例を挙げます。私が指導した生徒の中に、学校の先生の言葉で大きく傷ついた生徒がいました。そのとき、その生徒から私は信頼を得ていたので、私と話をして『学校の先生の言葉もただの1つの意見だ』と考えられるようになり、乗り越えられたことがあります。1つの意見に影響されすぎるのもよくありません。
私は英語を教えるときに『こうすると暗記しないで理解することができる』と指導します。しかし、その一方で『理解しなくても、丸暗記してもいいんだよ』とも言って選択肢を与えています。
考え方・解き方を複数提示して、自分で考えられるように促しています。先生の解き方も1つの考え方に過ぎないよと。時々自分で解き方を生み出して、『こういった解き方はどうですか?』と私に聞いてくれる生徒もいます。面白いですね。
しかし、選択肢を増やしてしまうとそれが苦痛となり、どうしたらいいのか分からなくなる生徒もいます。なので、『オススメはこっちだから、悩んだらこっちを使おう』ともアドバイスしています。
誰かの意見を鵜呑みにしてしまうのは、自分で考える力がまだ足りていないからだと思います。自分で考える力は勉強を通して育むことができます。
最近だと保護者から『YouTubeやインスタなどで言っていたから正しいんだ!』と子供が言っているなんて話も聞きます。それも教養がないゆえに、鵜呑みをしてしまう表れだと思います。
最後に1つ、私は英語で分からないことがあった場合、ネットでは調べません。基本的に紙媒体の本で調べます。ネットの情報は正しいかどうか分からないものが多いです。そういうときに、信頼が置けるのは本になります。出版社や多くの人が目を通して生まれた本は、ネットよりも信用することができます。
読んでくださった塾生、保護者の皆様は何かお困りのことがありましたら、お気軽に塾長にご連絡ください。塾をお探しの方も、どう勉強したらいいのか?などのお悩みがありましたらご連絡ください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
塾長:上原明
学歴:東京理科大学 工学部 建築学科卒、埼玉栄高等学校(アメフト部)、羽生西中(陸上部)
指導歴:15年以上
趣味:映画、海外旅行、英語学習、シーズンスポーツ、ゲーム、マンガ