羽生市の上原学習塾、英語大好き塾長の上原です。
今回は『成長・学力の向上』についてのお話です。
先日、生徒が大きく成長したのを目の当たりにしました。
学生が勉強を理解し、成長するタイミングはいつなのか?詳しくお話ししていきます。
成長の過程
中学1年生に、英語の疑問詞の単元を指導していました。
ある生徒の解答を見ていたら…
Where is do you play tennis?
あなたはどこでテニスをしますか?
という英文を書いていました。正しくは『Where do you play tennis?』ですね。
この間違え方をした原因は、be動詞と一般動詞の文法が混ざっているからです。間違え方としてはいい間違え方です。
そこで、その生徒には『be動詞と一般動詞の文法』の単元に戻って、演習をこなしてもらいました。
そして、ある程度慣れてきところで…
私 :今書いている『Do you play tennis?』って疑問文があるよね。文頭に『Where』を付け足してごらん。そうすると、どうなる?
生徒:『Where do you play tennis?』になります。
私 :ほら!さっきの間違えた問題の正解がこれだよ。
生徒:おお!
私 :疑問詞を疑問文の文頭につければ完成するんだよ。だから『Where is ~?』とか『Where are ~?』って作れるんだよ。
生徒:分かってきました!!
私 :何か掴んできた?
生徒:やっと理解できました!!
この生徒は『be動詞・一般動詞の文法』だけの問題は解けるようになっていました。
しかし、それを応用した『疑問詞の問題』が解けませんでした。今までできていた『be動詞・一般動詞の文法』を応用できていなかったのです。
そこで、また以前の単元を復習しなおして、ついに応用することができるようになったのです。
このときの生徒の目の輝きようと言ったらないです!
すごく喜んでいました。私まで嬉しくなってきますね。
今まで何となく理解していたものが繋がった瞬間です。
成長は突然に
その生徒は、基礎となる『be動詞・一般動詞の文法』の演習は何度も行っていました。しかし、それが本当の意味の理解には到達していなかったのでしょう。
しかし、今回のタイミングでその演習が彼の理解に必要な演習量に達したのでしょう。
こういった経験をした生徒は、ここから大きく成長していきます。
生徒自身がこういった経験をすると『問題が解けて楽しい!嬉しい!』と感じます。
『勉強=楽しい』という経験をすることで、良い勉強の習慣が生まれるのです。
このように勉強して、それがその生徒に必要な経験値に達した時に、生徒は大きく成長します。
しかし、これがとても悩ましいもので…
・成長に必要な経験値は人によって違う
・どれだけ勉強したかが目に見えて分かりにくい
なので、成長する前に勉強を諦めてしまう生徒が多いのです。
勉強とは、ゴールの見えない暗闇の荒野を走るようなものです。学生には、自分を信じて道を切り開いてほしいと思っています。
最後に
勉強って、ふとした瞬間に急にできるようになるんですよね。私の学生時代もそうでした。
成績は一次関数のように少しずつ上がることももちろんありますが、急に伸びることもあります。
偏差値でいうと、北辰テストで50台から急に60台に上がる子もざらにいます。
勉強している学生たちは、自分が本当に成長できるのか不安だと思います。
学生だと、今までにそういう経験をしていないので不安になる気持ちは分かります。
なので、私たち先生は自分の経験を話して、背中を押してあげるのです。
今回の記事は以上になります。ブログの記事は、いつも私の好きな英語の内容が中心になりがちですね。英語の記事を書くのは楽しいので、ついたくさん書きたくなってしまうのです。
上原学習塾では、受験のための勉強はもちろん、勉強が人生を豊かにすることを伝え指導を行っています。
小学生・中学生・高校生はもちろん、社会人・保護者に向けた英語も指導しています。
塾で英語を習ってみたいと思ったら、お気軽にお問い合わせください。
塾長ブログは毎週木曜日の18時ごろに更新予定です。以前までは毎週LINEでブログの更新を通知していましたが、LINEの仕様変更のため、通知が月に1度となっています。
教育にまつわるブログを毎週更新しているので、時々ホームページを見ていただけると嬉しいです。
読んでくださった塾生、保護者の皆様は何かお困りのことがありましたら、お気軽に塾長にご連絡ください。塾をお探しの方も、どう勉強したらいいのか?などのお悩みがありましたらご連絡ください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
塾長:上原明
学歴:東京理科大学 工学部 建築学科卒、埼玉栄高等学校(アメフト部)、羽生西中(陸上部)
指導歴:指導開始2007年~
趣味:映画、海外旅行、英語学習、シーズンスポーツ、ゲーム、マンガ