羽生市の上原学習塾、英語大好き塾長の上原です。
今回は『小学生英語の授業風景』についてのお話です。
小学生は週１回、英語の先取り授業を行っています。勉強というよりは英語を楽しむ授業になっています。
どのような授業をしているのかをお話ししていきます。
驚かされるのは、意外なところに子供たちの笑いのツボがあることですね。
ゲーム感覚で単語を覚える
小学生の英語の授業では、単語の発音・フォニックスを指導しながら、ゲーム感覚で英語を教えています。
ある授業で、形容詞の対義語を教えていました。
日常でよく使う対義語を教えているのですが、その中でも人気？な単語がいくつかあります。
rich：お金持ちの
poor：貧しい
strong：強い
weak：弱い
いやはや、本当に人気なのがこれらの単語なんです。ゲーム中に、この単語が書いてあるカードが出るとそれはもう大興奮です。
この単語を発音するときの子供たちは本当に楽しんでいて、テンションが上がっています。
この『rich（お金持ちの）』と『strong（強い）』が書いてあるカードを持って、私が…
『このカードを持ってる人は、お金持ちで強いんだよ～！』と言ったら、生徒みんなが真似し始めたんです。
そして、この『rich』『strong』のカードを手にした生徒が、周りのみんなに自慢げに見せびらかすんです。
気が付いたら、この対義語カードが人気なゲームになっていましたね。
子供たちには子供たちの笑いのツボがあります。大人からしたら些細なことかもしれませんが、子供が楽しめることはたくさんあります。
『面白い意味の英語を口に出して言う』これが楽しいのです。
子供たちの笑いのツボには驚かされますね。英語の授業をこんなにも楽しんでくれるとは！
正直、中学生だとここまでは楽しんでくれません。やはり中学生ともなると、少しずつ大人になってきているのでしょう。
楽しい時間での子供の観察力はすごい
子供たちは授業の楽しい時間を通して、自然と英語のスペルと発音の関係性や意味を覚えていきます。
さらに、生徒たちは私が教えてないことに気づくこともあるんです！
例えば、接頭辞・接尾辞にも気付きます。接頭辞・接尾辞は詳しく説明すると分かりにくいと思うので、以下で例をあげます。
接頭辞の例：単語の頭に『in-, im-』を付けると否定の意味になる
possible：可能な → impossible：不可能な
接尾辞の例：単語の尾（お尻）に『-less』を付けると『～がない』という意味になる
usefull：役に立つ → useless：役に立たない
このような接頭辞・接尾辞を教えていなくても、生徒たちは自然と気付きます。集中して遊んでいるので、自然と気付くものなんです。
こういったことは、中学生よりも小学生の方が起こりやすいです。勉強しているというよりは、やはりゲーム感覚・遊び感覚での子供たちの観察力・吸収力はすごいものです。
最後に
小学生の英語の授業は本当にアクティブです。
まだ恥ずかしいという感覚があまりないのが大きいです。なので、『間違えることを恐れずに発音』をします。
そして、悩んでいる友達がいたら、そっとアドバイスをしてくれる生徒もいます。コミュニケーション能力も伸びますね。
このように小学生の授業では発音・フォニックス・語彙力・単語力に力を入れています。
私の英語の指導では文法に力を入れています。しかし、どんなに文法ができても単語力がなかったら、それは役に立ちません。宝の持ち腐れになってしまいます。
小学生のうちから英語を勉強している子は、中学校に上がってからも英語で好成績を収める子が多いのです。
結局勉強というものは、どれだけ時間を費やしたかに比例して向上します。
『英語を得意科目にしたい！』『英語を自分の道具にしたい！』そういった方は、小学生のうちから英語を始めるのがオススメです。
今回の記事は以上になります。ブログの記事は、いつも私の好きな英語の内容が中心になりがちですね。英語の記事を書くのは楽しいので、ついたくさん書きたくなってしまうのです。
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小学生・中学生・高校生はもちろん、社会人・保護者に向けた英語も指導しています。
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塾長：上原明
学歴：東京理科大学 工学部 建築学科卒、埼玉栄高等学校（アメフト部）、羽生西中（陸上部）
指導歴：指導開始2007年～
趣味：映画、海外旅行、英語学習、シーズンスポーツ、ゲーム、マンガ
