羽生市の上原学習塾、英語大好き塾長の上原です。
今回は偏差値30台だった生徒が、塾での努力を通じて偏差値50台へと飛躍したことについてお話ししたいと思います。
塾に来たときの状況
この生徒が最初に塾に来たとき、偏差値は30台前半。授業中も集中できず、時折ぼーっとして指をいじってしまうことがよくありました。初めて塾に来た頃は、勉強に対するやる気も低く、勉強する段階にすら到達していませんでした。
そこで、まずは勉強と向き合うように生徒を導くことから始まりました。
小さな一歩からの変化、ゲームと勉強
指導を進めていく中で、最初の2か月間は「勉強を続ける力」を育てることに注力しました。毎日塾に来る習慣を作り、少しずつ勉強に集中できる時間を伸ばしていきました。その中で、彼の興味を引きつけるために、私がゲームの話を持ち出すことにしました。
彼はポケモンが大好きだったので、私が昔、本気でポケモンをやっていた時の話をしました。その当時、メタグロスというポケモンが非常によく使われていて、バトルで勝つためには一発でメタグロスを倒せるようにステータスを割り振る必要がありました。そのためには、実際に数学の方程式の知識が必要だったのです。こういった例を示すことで、彼に「勉強がゲームに役立つ」ということを伝えました。
これが彼にとって、学びに対するモチベーションを高めるきっかけになったと思います。彼の好きなゲームが勉強と結びつくことがわかり、「じゃあやってみよう」という気持ちが芽生えたのでしょう。
半年後の成果そして
その後も毎日塾に通い、地道に積み重ねを続けた結果、6か月が経つ頃には偏差値は40後半まで上がりました。この頃になると、勉強が以前よりもスムーズに進むようになり、彼自身も自信を持ち始めていました。授業中の勉強に向かう姿勢は改善し、集中力も大幅に向上しました。
塾に通い始めてから約10か月が経った頃、彼の偏差値はとうとう50台に到達しました。これは彼自身の努力の結果です。私たちも本当に嬉しかったです。彼は「勉強すれば結果が出る」という成功体験を得たことで、ますます意欲的に取り組むようになりました。
最後に
「偏差値30台の生徒が、偏差値50台に行く」これは大変な道のりです。偏差値が低い学生は「勉強する段階」にすらいないことが多いです。勉強を継続できるところからのスタートになります。それができてからやっと勉強と向き合えるようになれるのです。そこから徐々に成績が変化します。
今回紹介した生徒は、2か月毎日塾で勉強することで「勉強する段階」に移ることができました。病気などそういった場合は仕方がありませんが、本当に毎日塾に通って勉強をしました。本当に立派なことです。きっと保護者から強制された部分もあったでしょう。それでも継続できたことには大きな価値があります。
もちろん忘れてはいけないのが保護者のサポートです。毎日の送り迎えは大変です。保護者にも感謝しなければいけません。そこで私は生徒に「ご両親が毎日送り迎えしてくれてるよね、そういったサポートにありがとうって言えるといいよね」と伝えています。
偏差値30から50の指導の1例でした。生徒が違えはまた違うアプローチが必要になります。そして、偏差値50の生徒を70にあげたい場合となると、全く別の指導となります。上原学習塾ではその生徒に合った指導を行っています。成績を上げたい方は当塾の門をたたいてください。
以上が、今回の記事の内容です。
上原学習塾では、受験のための勉強はもちろん、勉強が人生を豊かにすることを伝え指導を行っています。
小学生・中学生・高校生はもちろん、社会人・保護者に向けた英語も指導しています。
塾で英語を習ってみたいとお考えの方は、お気軽にお問い合わせください。
塾長ブログは週に1,2回更新予定です。教育に関する記事を定期的にアップしていますので、ぜひご覧ください。
読んでくださった塾生、保護者の皆様は何かお困りのことがありましたら、お気軽に塾長にご連絡ください。塾をお探しの方も、どう勉強したらいいのか?などのお悩みがありましたらご連絡ください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
塾長:上原明
学歴:東京理科大学 工学部 建築学科卒、埼玉栄高等学校(アメフト部)、羽生西中(陸上部)
指導歴:2007年から
趣味:映画、海外旅行、英語学習、シーズンスポーツ、ゲーム、マンガ