羽生市の上原学習塾、英語大好き塾長の上原です。
今回の話題は『どうでもいい話って覚えてしまう!?』という話です。
私は時々、授業中に雑談というか、授業に関係ない話をします。
とは言いつつも、最初は関係なさそうに聞こえますが、しっかりとオチまで聞くと結局は授業に関係あったんだ!という話をします。
どっちの言い方が好き?
1.『簡単だよ、ピアノを弾くのは』
2.『ピアノを弾くのは簡単だよ』
どちらの言い方が好きですか?言ってしまえば言う場面でも変わると思います。
ただ、1の方が『簡単だ』と先に言っています。いわゆる倒置という表現を使っていますね。2に比べると『簡単である』の部分が強調されています。
さてさて、この話が何に繋がるのでしょうか?実は、苦手な学生が多い英語の『it for to構文』に繋がります。それぞれの日本語を英語にしてみましょう。
1.『簡単だよ、ピアノを弾くのは』
It is easy to play the piano.
2.『ピアノを弾くのは簡単だよ』
To play the piano is easy.
それぞれこのように英語で表せます。書き換えができる文というわけですね。そして、学生は『この2つの文の意味は同じだ』と習うんですね。
う~ん、もったいないです。
『簡単だよ、ピアノを弾くのは』と『ピアノを弾くのは簡単だよ』ってニュアンスが違いますよね。それは日本語でも分かります。でも学校では同じ意味だって習うんですよ。つまらないですよね。せっかくの面白いところが台無しです。
ちょっと語らせて!
『スター・ウォーズ』のセリフを例にします。
映画を知らない方に分かるように少し説明をすると、主人公アナキンが学んではならない力を学ぼうとしているときのセリフになります。
アナキン・スカイウォーカー
Is it possible to learn this power?
可能なのですか、その力を学ぶことは!?
『possible:可能なのか』を最初に口にすることで、アナキンの驚きがよく表現されていますよね。
コレがもし、先ほどの書き換えの文を使って『Is to learn this power possible?:この力を学ぶことは可能ですか!?』だったらもう興ざめです。アナキンの驚きや力への渇望が表現しきれていません!
学校では2つの文は同じ意味だと習うのですが、ニュアンスが違うんです!ニュアンスが違うとこんなにもアツいんだよ!って分かると、グッと楽しくなりますよね!
最後に
英語が好きな先生
記事を読んでいただいて塾長の映画愛、もとい英語愛が伝わってもらえたら嬉しいです。
こういった英語の面白いところに触れると英語って楽しくなるんです。そういった楽しい部分を知っている先生に指導された学生は英語を楽しめるものです。
『英語は楽しい!』このことを多くの学生に伝えていきたいです。楽しいほうが勉強は続くのです。
もちろん楽しむだけでなく実力もつけていきますので、その点はご安心ください。英語で100点満点を毎回とる生徒や中学2年生のうちに英検を準2級を取得する生徒も排出しております。
余談ですが、中学3年生を対象に受験対策講座を毎週土曜日に行っています。
驚いたことに、偏差値が40代だった生徒が、この講座を受けた後の北辰テストで偏差値が60を超えていました。この講座が一役買っていると思いたいですね。
読んでくださった塾生、保護者の皆様は何かお困りのことがありましたら、お気軽に塾長にご連絡ください。塾をお探しの方も、どう勉強したらいいのか?などのお悩みがありましたらご連絡ください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。