羽生市の上原学習塾、英語大好き塾長の上原です。
今回の話題は『英語の点数が伸びない生徒の特長』についてです。
生徒の中には『英語の長文自体はちゃんと読めるのに、問題が解けない』といった子もいます。これはどういったことなのでしょうか?ひも解いていこうと思います。
先に厳しいことを言っておくと、英語だけを勉強するのはちょっぴり危険なんです。
英語の点数が伸びない生徒
英語のテストで以下のような問題が出されていました。
英文:サトシはオーストラリアで働くのが夢でした。今、彼はシドニーで働いています。
問題:サトシの夢は叶いましたか? 〇か×で答えなさい。
※実際の問題とは多少変えています。
英文をと読めている生徒が、この問題を間違えていました。ちゃんと英文を読めているのになぜだろう?と思って聞いてみると、理由が分かりました。
『その生徒は、シドニーがオーストラリアの都市であることが分からなかった』
これが理由で、問題を間違えてしまったのです。そうなんです!英文が読めていても、一般常識と考えられている知識でふるいにかけられてしまったのです。
なんとも悔しいですね。英語の勉強を頑張っている生徒なので、努力が報われてほしいと思っています。しかし、英語の問題なのに一般常識の知識で間違えてしまうこともあるのです。
一般常識の問題
英語の問題の中に地理の一般常識が含まれている例を紹介しました。しかし、これは英語に限ったことではありません。
英語の他にも国語の文章読解で、地理や歴史、理科などの話を扱うことがよくあります。
そういった時に、その科目の知識があると文章を読みやすく理解しやすいでしょう。
こういった一般常識を知っている前提の問題が出されることもあるので、幅広い勉強が必要だと言えますね。
英文が読めていたのに一般常識の問題で正解できなかった生徒は、今回のことで他の科目を勉強する大切さも分かったのだと思います。
最後に
色んなことに興味を持とう!
自分が興味を持てること、つまり好きな科目を深く追求することはとてもいいことです。
ただ、他の科目を勉強することで、好きな科目の理解がより深まることもあります。私は映画が好きなのですが、SF作品を見ていると理科の知識が活きることがあります。また、英語が分かるので映画の英語と日本語字幕の違いが分かって、より映画を楽しむことができています。
なので、自分が興味がないことにも興味を持ってみることが大切です。
生徒たちには色んな科目に挑戦してほしいと思っています。まずは1つだけでもいいです。1つできるようになれば、他にも応用してできるようになります。
先生や保護者ができるのは、そういった色々なものに興味を持つキッカケを与えることなのではないかと思います。
私は生徒たちに指導する際に『この知識がここで役に立ったよ』と話をして、日々の勉強が生活の中で活きることを伝えています。
生徒たちが色んなことに興味を持ってくれると嬉しいですね。
読んでくださった塾生、保護者の皆様は何かお困りのことがありましたら、お気軽に塾長にご連絡ください。塾をお探しの方も、どう勉強したらいいのか?などのお悩みがありましたらご連絡ください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。