こんにちは!
羽生市の上原学習塾、英語大好き塾長の上原です。
テストでの減点の中でも、特に悔しいのが「ケアレスミス」。
符号の間違い、単位の書き忘れ、書き写し間違いなどなど…本当はわかっていたのに、減点されてしまった。
そんな経験、誰にでもあるはずです。
今日は、そんなケアレスミスを減らすための考え方と習慣についてお話しします。
ミスは「する前提」で考える
まず大前提として、「ミスをするのは当たり前」です。
どんなに頭の良い人でも、ミスはします。
だからこそ、「自分は必ず見直しをする人間だ」という意識を持つことが大切です。
見直しは“やるかどうか”ではなく、“やって当然”の行動にしていきましょう。
見直しは「クセ」にするもの
とはいえ、「分かっていても見直すのを忘れてしまう」人は多いもの。
それはまだ、“見直す習慣”が自分の中に根づいていないからです。
ここで大事なのは、見直しを“クセ”にすること。
問題を1問解いたらすぐ見直す。
あるいは何問かまとめて解いたら、必ず見直しの時間を取る。
こうした流れを、当たり前の動作にしていく必要があります。
信号を見て止まること
私たちは、道路を渡るときに信号を確認するのが当たり前になっています。
赤なら止まり、青なら進む。これは誰に教わらずとも自然にやっている人が多いはずです。
でも、これも最初から身についていたわけではありません。
幼いころに「赤は止まれ」「青になったら渡ろう」と何度も言われ、実際に自分で確認して渡る経験を重ねたことで、今では信号を確認するのが当たり前になっているのです。
見直しも、これとまったく同じです。
最初はめんどくさくても、何度も繰り返すことで「やって当然」になっていきます。
そうなれば、自然とケアレスミスは減っていきます。
繰り返しが力になる
塾でも、ケアレスミスが多い生徒には必ず声をかけます。
「ここ、見直した?」「もう一度チェックしよう」
何度も何度も同じことを伝えます。
その結果、見直しがクセになった生徒ほど、ミスが減り、点数が安定していきます。
これは勉強だけに限りません。
スポーツでも、仕事でも、「当たり前のレベル」を上げるには繰り返ししかないのです。
英語でも同じ
たとえば英語では、複数形の「s」をつけ忘れるというミスがよくあります。
これは理解不足ではなく、単なるケアレスミス。
だからこそ、「自分はsを忘れやすい」と自覚し、毎回「sがついてるか?」をチェックする癖をつけるのです。
すると、次第にsを忘れない自分に変わっていけます。
最後に

ケアレスミスをゼロにするのは簡単ではありません。
でも、「見直すこと」を信号を確認するのと同様に、”当たり前にできれば、そのミスは確実に減っていきます。
ケアレスミスは誰もがすることです。なので、当たり前を変える。
この意識が、必ずケアレスミスをなくし、未来の自分を大きく助けてくれます。
最後に私の個人的なことを少し。
先ほど英語の複数形「s」についてお話ししました。こちらは日本人の多くが間違えるミスです。私も例外ではありません。
正直に言うと、私自身もこの複数形の「s」をまだ無意識に処理はできていません。英会話をしている際、常に複数形を意識して会話をしています。
意識しているので、間違えることはそうそうないのですが無意識で処理ができないのが悔しいです。
いつかこの複数形の処理が無意識に当たり前にできる日が来ると信じて日々英語の勉強をしたいです。
今回の記事は以上となります。
上原学習塾では、受験のための勉強はもちろん、勉強が人生を豊かにすることを伝え指導を行っています。
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読んでくださった塾生、保護者の皆様は何かお困りのことがありましたら、お気軽に塾長にご連絡ください。塾をお探しの方も、どう勉強したらいいのか?などのお悩みがありましたらご連絡ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
塾長:上原明
学歴:東京理科大学 工学部 建築学科卒、埼玉栄高等学校(アメフト部)、羽生西中(陸上部)
指導歴:2007年から
趣味:映画、海外旅行、英語学習、シーズンスポーツ、ゲーム、マンガ、ボードゲーム作り