羽生市の上原学習塾、英語大好き塾長の上原です。
英語が大好きだといつも言っていますが、数学も大好きです。どうやったら簡単に計算できるかを考えるのが面白いですね。
さて、算数・数学で成績が悪い生徒ほど、○○をします。
〇〇に入るのは、ズバリ『暗算』です。暗算をする生徒は成績が悪い傾向があります。
指導を15年以上経験してきて思うことは、成績がいい生徒は計算過程が美しいということです。
詳しく解説していきます。
暗算と計算過程
計算ミス
どんなに難しい計算であろうと、使う知識は『足し算・引き算・掛け算・割り算』だけです。
私は大学で数学も専攻しましたが、結局『足し算・引き算・掛け算・割り算』の繰り返しです。難しい問題は、それらを複雑に組み合わせるだけです。
100マス計算で『足し算・引き算・掛け算・割り算』ができさえすれば、計算の間違えは起きません。
この程度は誰だってできます。最初はできなくても、日々計算を行えばできるようになります。
では、なぜ人は計算ミスをするのでしょうか?それはその人の過信が原因です。
自分が計算ミスをしないと思っている人は暗算をしてしまいます。そして、間違えてしまうのです。
勉強・仕事でミスをしない人に
私は数学のテストで何度も100点を取ってきました。
計算しているときは『自分は計算ミスをするかもしれない。だから間違えないように暗算をせず、計算過程を書こう!』と考えていました。
自分が計算ミスをする人間だと分かっていれば、慎重になり、間違えないのです。
そして、暗算をする人は自分が計算ミスをしないと思っており、自分を過信してしまっている人間なのです。
『自分は間違えるかもしれないから慎重になろう』と考えられる人は、その考えを算数・数学以外の科目にも応用できます。だからミスが減り、テストの点数も上がるのです。それは仕事にも通じることでしょう。
計算過程について
算数・数学の計算過程について、もう少しお話をします。
実は計算過程を書くのは難しいのです。
これは『計算過程をどこまで省略・暗算していいのか判断が難しい』ということです。
先ほど『暗算はしてはいけない』と言ったのにもかかわらず、今度は暗算をしてもいいと言われて混乱するかもしれませんね。
計算過程は丁寧すぎてもよくないのです。時間がかかりすぎてしまいます。
教科書・参考書に書いてある通りではいけないこともあります。どこまで省略するか・暗算具合は生徒の学力・性格などによって変わります。ごり押しで計算するのが好きな子もいれば、テクニックを使った計算が好きな子もいます。
なので、当塾では生徒の学力や好みを考慮して、計算過程の書き方を指導しています。
ぜひ正しい計算過程を習いに来てほしいです。
最後に
今回の記事を読んで、計算過程の大切さと、書き方についての理解が深まればと思います。
計算過程をしっかり書いても計算ミスをしてしまう生徒は『100マス計算』を毎日行ってください。
何度も何度も行うことで、計算力がつき、反射で解けるようになります。
当塾では、分数の通分・約分が苦手な生徒に『100マス計算』の宿題を渡しています。そうすると、自然と分数の計算も解けるようになります。
分数の計算は『整数の掛け算の問題2つ分』程度の計算力が求められているだけです。1度にかかる負荷が多いだけなので、『整数の掛け算』が簡単にできるようになれば、分数の計算もスラスラ解けます。
一生の計算力は、小学生の間にどれだけ多くの計算を行ったかに関わってきます。
たくさん計算するだけで、計算ミスはおのずと減っていきます。
皆さんも、最初は考えなければいけなかった九九が、今では考えずに無意識で答えを言えますよね。それはたくさん計算してきたからです。
計算ミスをしないためには『基礎計算力』と『計算過程・慎重さ』が必要です。
上原学習塾では、受験のための勉強はもちろん、勉強が人生を豊かにすることを伝え指導を行っています。
小学生・中学生・高校生はもちろん、社会人・保護者に向けた英語も指導しています。
塾で英語を習ってみたいと思ったら、お気軽にお問い合わせください。
塾長ブログは毎週木曜日に更新予定です。
教育にまつわるブログを毎週更新しているので、時々ホームページを見ていただけると嬉しいです。
読んでくださった塾生、保護者の皆様は何かお困りのことがありましたら、お気軽に塾長にご連絡ください。塾をお探しの方も、どう勉強したらいいのか?などのお悩みがありましたらご連絡ください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
塾長:上原明
学歴:東京理科大学 工学部 建築学科卒、埼玉栄高等学校(アメフト部)、羽生西中(陸上部)
指導歴:指導開始2007年~
趣味:映画、海外旅行、英語学習、シーズンスポーツ、ゲーム、マンガ