塾では現在、三者・二者面談を行っています。
通年定期的に面談を行っていたのですが、コロナの影響でなかなか実施することができずにいました。
面談では、塾で毎回行っている小テストの点数や、授業中の様子を保護者にお伝えしています。
進路の話では、いくつかの高校を紹介しつつ、高校卒業後の進路も踏まえてお話をしています。
また生徒と話していると、多くの生徒が持っている悩みがあります。
それは『授業中はできているのに、テストではできない』ということです。
本番がうまくいかない!そんな悩みを持つ方は多いと思います。今回はその原因と解決法を紹介していきます。
その原因は?
授業と本番では、環境が異なります。授業中は問題が解ける理由はこの2つがあげられます。
1.授業中はやり方を習ったばかり
2.授業中は先生のアドバイスがある
この2つが大きなアドバンテージとなり、授業中は問題が解けるのです。
1.授業中はやり方を習ったばかり
授業では新しいことを習い、その例題を解いていきます。その時は大抵できるものです。習ったばかりなのでやり方が頭に残っているからです。
この時には、まだ習ったことは定着していません。
もちろん、この時だけで定着してしまう子も中にはいますが、そういった子はかなりまれだと思います。
私は決してそういった『できるタイプの人間』だとは思わず、地道に行こうと心に決めています。
2.授業中は先生のアドバイスがある
塾で問題を解いているときは、先生が解き方を見ていて、間違えた時には正しい解き方を指導します。
なので、授業中は先生の力もあり、自分の力だけでは解けない問題も解けることがあるのです。
授業中は解けるモノなのです。
しかし知識は定着する前で、自分ひとりの力で解いたわけではありません。
学生は問題が解けたことで自分はできると思いこみがちです。それがギャップとなり『自分は授業はできるけど、テストではできない』に繋がるのです。
では、どうやったらテスト本番でもできるようになるのでしょうか?
本番で強くなるには
テスト本番でできるようになるために必要なことは2つです。
1.知識の定着化
2.自分ひとりの力で問題を解く
この2つができるようになればテスト・本番も怖くはありません。
1.知識の定着化
習ったことを、自分の知識として定着させるには反復のほかありません。なので、一度解いた問題を何度も繰り返し解くことが何より大切です。
宿題をやったり、自分で納得するまで例題・類題を解いたりしましょう。
2.自分ひとりの力で問題を解く
先生のアドバイスなしで自分ひとりで解くことが大切です。先生の助力なしで、自分だけの力で解きましょう。
感覚で言えば初めての自転車です。はじめは補助輪を付けて練習をしますね。先生たちはその補助輪です。
最後は補助輪なしで自分だけの力で自転車をこぐのが目標ですよね。
最後に
自習・宿題の時間も大切
塾での勉強は大切ですが、自分と向き合う時間もとても大切です。
ひとりで解くことで自分がどの問題が解けて、どの問題が解けないのかが分かります。やはり、自分のことってなかなか分からないものです。
指導の中で、私は生徒が以前に間違えた問題を覚えています。
~よくある生徒とのやり取り~
私『ここの計算はこの前間違えてた問題だね。』
生徒『えっ、そうでしたっけ?』
私『そうそう、意外と忘れるよね。苦手なところを覚えるんだ。そうすれば、次回から気を付けられるようになるよ。』
生徒『自分の間違え方を覚えるんですね。』
ここで、自分の間違え方を覚えた生徒はどんどん間違えが減っていき、次第と成績が伸びるわけです。
勉強はできないところをなくしていけば、最後には全部できるようになるものです。
さぁ、授業中はできるけど、なかなかテスト本番で思うような結果がでない生徒は、今回紹介した
1.知識の定着化
2.自分ひとりの力で問題を解く
を意識して勉強をしてみましょう!
読んでくださった塾生、保護者の皆様は何かお困りのことがありましたら、お気軽に塾長にご連絡ください。
塾をお探しの方も、どう勉強したらいいのか?などお悩みがありましたらご連絡ください。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございます。