受験をすることで、子供たちは多くのことを学んでいきます。例えば、
- 忍耐力
- 計画性
- 英語
・・・など、挙げていくと沢山あるのですが。これらも大切ですが、私の塾において授業中に生徒にいつも伝えている、受験を通して学べることが1つあります。
それは、努力をすること、過程の大切さです。
塾としては、結果を求められるのは重々承知ですが、私は過程を大切にします。
受験の合否を通じて分かれる4つのタイプ
受験をし合否が出たときに、人間は4つのタイプに分類されます。
- A.努力をし、合格できた。
- B.努力をしたが、不合格だった。
- C.努力をしなかったが、合格できた。
- D.努力をしなかったので、不合格だった。
この4つのパターンは、そこからの人生においての歩みが変わってしまうこともあります。
「A.努力をし、合格できた。」の場合
Aはとても良いですね。努力をすることで、結果がついてくるということを学ぶことが出来、良い経験が出来ました。受験のあとも、努力を続けることが出来る人になります。
「B.努力をしたが、不合格だった。」の場合
Bは不合格だったけれど、後にその努力が財産になることを知るでしょう。私は、Bのタイプでした。不合格だったときは、ショックで立ち直れなくなりましたが、そこから立ち直ることなど、多くのことを学べました。挫折を学ぶことが出来た。と言ってもいいでしょう。
「D.努力をしなかったので、不合格だった。」の場合
Dは当然の結果です、この経験を通して、努力をしないと結果はついてこないことを受験を通して知ることができましたね、ただ、受験の後に、努力をしなければいけないと思える人になって欲しい。
「C.努力をしなかったが、合格できた。」の場合
Cについては、1番良くない結果です。努力をせず、良い結果を得る経験を学生時代にしてしまうと、その先の人生において、努力をしないでも結果が出ると考えるようになってしまいます。この考えのまま人生を歩み続けると、上手くいこともあるでしょうが、どこかで痛い目を見ます。
さて、あなたは自分のお子さんにはどのタイプになって欲しいと思いますか?
私はAかBであって欲しいですし、塾の運営・授業を通じて努力をすることの大切さを指導しています。