羽生市の上原学習塾、英語大好き塾長の上原です。
今回は『暗記科目の勉強法』についてのお話です。
理科と社会は暗記科目と言われ、『暗記すればいい』と考えられがちですね。
暗記なら独学でもできるから、理解の必要な英語・数学・国語は塾で習おう!と考える方が多いです。当塾でも英数のコースが人気です。
しかし、注意しましょう。理科・社会もただ暗記すればいいという訳ではありません。
理科・社会は理解が必要な単元
理科と社会は暗記が多い科目であることは確かです。しかし、全てが暗記ではありません。
理解しなければ解けない単元・問題があります。
用語の暗記だけを勉強している場合は、偏差値50以上を狙うのは難しいです。
・理科の例
主に化学・物理の単元では計算問題(割合・方程式・比)の知識がないと解くことができません。
これらは暗記だけでどうこうできる問題ではありません。計算式や解き方を正しく理解する必要があります。
割合・方程式・比などの計算は数学の単元でもあります。つまり、数学ができていないとこういった単元で点数を取るのは難しくなってしまいます。
よくない勉強法の例として、これらの理解が必要な単元で同じ問題集をひたすら解いて、解き方ではなく答えを覚えてしまう学生がいます。これは実際のテストでは通用しません。
・社会の例
どの単元においても、図表やグラフの読み取り・記述問題などがあります。
これらも暗記だけで解ける問題ではありません。資料の読み取り方や内容を理解しているかどうかが問われています。
また、記述問題に関しては答え方も重要です。解答が分かっていても、答え方を間違っていて正解にならないこともあります。
せっかく単元の用語が暗記できていても、そもそも読み取る資料を間違ってしまったり、記述問題の答え方を間違ってしまったりしては、点数には繋がりません。
先生の指導があるメリット
当塾で大切にしていることを1つ紹介します。
それは『不正解の問題へのアドバイス』です。
テストや問題集を解いていると、解答が『正解』と『不正解』の2つで評価されることになりますね。ここでの『不正解』がとても大切なんです。
不正解には『正しい間違え方の不正解』があります。いわゆるすごく惜しい状態です。
こういった問題は、少しアドバイスをすることで正解へと繋がっていきます。
しかし、学生は『正解』か『不正解』でしか判断できず、『不正解』だと『間違ってしまった…』と自信を失ってしまいがちです。
解答には『正解』と『不正解』だけでなく、『正しい間違え方の不正解』があるのです。
正解に近い不正解のときは、ちょっとの努力で正解を導き出せるんです。
最後に
『理科・社会は暗記科目』ではありません。
正しくは『理科・社会は暗記+理解の科目』なのです。
なので、丸暗記だけで乗り越えられる単元ではありません。
『暗記が苦手だ…』という学生は多いです。そういった方は『暗記する単元』ではなく、まずは『理解する単元』から勉強を始めるのがオススメです。
『理解する単元』で点数を取れるようになれば、理科・社会が次第と楽しくなります。そして、『暗記する単元』も少しずつ勉強していけばいいのです。
暗記が得意な学生!
『暗記単元の勉強』⇒『理解単元の勉強』
理解が得意な学生!
『理解単元の勉強』⇒『暗記単元の勉強』
今回の記事は以上になります。
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塾長:上原明
学歴:東京理科大学 工学部 建築学科卒、埼玉栄高等学校(アメフト部)、羽生西中(陸上部)
指導歴:指導開始2007年~
趣味:映画、海外旅行、英語学習、シーズンスポーツ、ゲーム、マンガ