羽生市の上原学習塾、英語大好き塾長の上原です。
今回は、塾での英語の教え方、特にリーディングとリスニングの得点アップ方法についてお話しします。
塾に来られた保護者には必ず『上原学習塾では、学校とは違った英語の指導を行っています。』とお伝えしています。今回はそれを少しご紹介します。
和訳・日本語訳のやり方
後ろから訳してはいけない!
英文を和訳する際に、よく『後ろから訳す』と習います。私も学生の頃にそう教わりました。
この記事を読んでいる方も同じように習った方も多いのではないでしょうか。最初にお伝えしますが、和訳する時に後ろから訳す必要はありません!
例文を用意しました。
I know the boy playing tennis.
私は テニスをしている その少年 を知っています
日本語訳としては正しいです。しかし、長文を読んでいる時にこういった訳し方はしません。
なぜなら『後ろから訳す』ということは『1度前から英文を読んで、再度後ろから英文を読む』ことになります。
そうです、2度英文を読む必要があるのです。これでは時間がかかってしまいます。
以下のように訳しましょう。
I know the boy playing tennis.
私は 知っているんだ その少年をね その子はテニスをしている
このように前から順番に(左から)訳します。この方法だと、一度読むだけで済み、英文や長文をより速く読めるようになります。
英文・長文を早く読めればそれだけ得点アップにつながるのは明白です。
難しい英文をじっくり訳すことに時間を割けますし、考える時間も増やせます。
リーディング力とリスニング力がアップ!
英語を前から(左から)訳す方法は、特別なテクニックではありません。ネイティブスピーカーが自然にそうしているように、私たちもその方法を取り入れるだけです。
ただ、日本語と英語の文法は違います、それは文化の違いでもあります。そこを無理矢理日本語にせず、英語のまま受け入れることが大切です。
この『前から訳す方法』はリーディングはもちろん、リスニングにも応用ができます。
リスニングはリーディングと違って、聞き直すことができません。長い英文を読み上げられたときに、後ろから訳すなんてことはできません。そうです、耳に入った順番通りに訳せばいいのです。
私も学生の頃、リスニングで聞いた英文を和訳しようと必死でした。
『聞こえた英文を、日本語訳しなきゃ…!あ、訳そうとしてる間に次の英文が流れてきちゃった!どうしよう!』
こんな経験した人は多いと思います。日本語訳に必死過ぎて問題を解く余裕はありませんでした。
今考えると、綺麗に日本語訳なんてしなくてよかったんだ!と思います。英語を聞こえた順番に訳せばよかったのだと。
最後に
今回は、塾の英語の教え方についてでした。学校だけで英語を学んでいる人だと、目から鱗な情報だったかもしれません。私もこういった訳し方を知るまでは綺麗な日本語訳にこだわっていました。
このように前から訳すことで、英語の理解は上がります。日本語訳に捕らわれず、英語のまま読んでいくには練習が必要です。英語を話したいと思っている人は絶対に必要なスキルです。
私は英会話・海外旅行が趣味で英語を良く話しますが、もちろん英語の語順のまま理解しています。
余談ですが、海外での英会話は中学英語レベルができれば困ることはないです。私は生徒たちに、塾で英語を勉強して、海外で英語を話せるようになってほしい!と思って指導をしています。
以上が、今回の記事の内容です。
上原学習塾では、受験のための勉強はもちろん、勉強が人生を豊かにすることを伝え指導を行っています。
小学生・中学生・高校生はもちろん、社会人・保護者に向けた英語も指導しています。
塾で英語を習ってみたいとお考えの方は、お気軽にお問い合わせください。
塾長ブログは毎週木曜日に更新予定です。教育に関する記事を定期的にアップしていますので、ぜひご覧ください。
読んでくださった塾生、保護者の皆様は何かお困りのことがありましたら、お気軽に塾長にご連絡ください。塾をお探しの方も、どう勉強したらいいのか?などのお悩みがありましたらご連絡ください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
塾長:上原明
学歴:東京理科大学 工学部 建築学科卒、埼玉栄高等学校(アメフト部)、羽生西中(陸上部)
指導歴:2007年から
趣味:映画、海外旅行、英語学習、シーズンスポーツ、ゲーム、マンガ